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🐻自閉症とテレビ。

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自閉症とテレビ


インターネットの世界は、自閉症的だなあ、と思っている。
オタクとか、自閉症の人は、
何回も何回も何回も何回も同じ話題を
復習して笑っている。そして、その同じ話題のパターンをすこしずつ
すこしずつ微妙変化さして、現実に適用させてゆく。

それに対して、"自開的"、つまり
今の世の中で"標準"とされる人たちは、
テレビの画面のような認識状態を
生きている。つまり、常に「今」しかない時間を
生きている。
テレビの画面は、どんどん流れていき、
現実の時刻の景色が画面にうつり、
前の時間にうつった景色はどんどん消されてく。
テレビには「あれ?何を考えていたっけな?」みたいなのは、基本、ない。
というのは、テレビは基本的に再放送しないから。
ときどきはするけど。

テレビを見ている人たちの世界は、「会話」の中に記憶領域がある。つまり、
「会話」にない過去は基本、話題にするのはNGな空気を生きている。
(「今」でない時刻や場所について話すのはオタク的にみられるので、基本ヤバい)
つまりテレビを見ているタイプの人たち、つまり
いまの世の中で標準とされる"自開的"な人たちは
中央集権的な放送局の発信した映像を映す
記憶装置のないテレビ画面のようなものである。
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