怪獣図鑑
双角怪獣ドゴン
「戦う女の子がスケベな目に合う漫画が描きたい!」と思って考え始めたのがカイジュウメイデンのスタートなのですが、そうなるとどんな敵と戦うのかってことを考えなければいけないわけで。
せっかくだし自分が好きな怪獣にしよう、ってことで最初に考えたのがドゴンです。
オーソドックスな怪獣にしようと思ったのですが、出来上がりを見ると顔がシュッとしててややクセありになってしまいましたね。
ザ・怪獣みたいな、マズルが前に突き出しているデザインの難しさを強く感じた1体です。
「戦う女の子がスケベな目に合う漫画が描きたい!」と思って考え始めたのがカイジュウメイデンのスタートなのですが、そうなるとどんな敵と戦うのかってことを考えなければいけないわけで。
せっかくだし自分が好きな怪獣にしよう、ってことで最初に考えたのがドゴンです。
オーソドックスな怪獣にしようと思ったのですが、出来上がりを見ると顔がシュッとしててややクセありになってしまいましたね。
ザ・怪獣みたいな、マズルが前に突き出しているデザインの難しさを強く感じた1体です。
ミサイル怪獣ツツノホーガ
最初の1、2エピソードくらいはハイネがちゃんと怪獣退治するエピソードをやりたかったので、真っ当な強敵として考えた1体です。
メインキャラの紹介も兼ねたお話なので、この漫画にしては珍しく2話にまたがって登場していますね。
ミサイルを発射するために踏ん張りを効かせないといけないので、マッシブな体格です。
最初の1、2エピソードくらいはハイネがちゃんと怪獣退治するエピソードをやりたかったので、真っ当な強敵として考えた1体です。
メインキャラの紹介も兼ねたお話なので、この漫画にしては珍しく2話にまたがって登場していますね。
ミサイルを発射するために踏ん張りを効かせないといけないので、マッシブな体格です。
人狼怪獣キメンバウ
この作品の怪獣には2パターンあって
・真面目にハイネを倒そうとした結果、ハイネをスケベな目に合わせる怪獣
・戦ってる最中にハイネにスケベなことをする怪獣
という風に大別されるのですが、キメンバウはバリバリ後者です。
ハイネの股を舐めさせるために狼にしました。
最初は前者のコンセプトで行こうと思ってたのですが、彼の登場エピソードのかなり評判が良かったので、2つのパターンを織り交ぜて行こうっていう方針を決めた覚えがあります。
デザインとしてはかなり(というか必要以上に)カッコよくできたかな、という印象です。
素直な人型ながら、人体のバランスを逸脱している感じが若干怪獣的ではないかな?という気がしますが。
この作品の怪獣には2パターンあって
・真面目にハイネを倒そうとした結果、ハイネをスケベな目に合わせる怪獣
・戦ってる最中にハイネにスケベなことをする怪獣
という風に大別されるのですが、キメンバウはバリバリ後者です。
ハイネの股を舐めさせるために狼にしました。
最初は前者のコンセプトで行こうと思ってたのですが、彼の登場エピソードのかなり評判が良かったので、2つのパターンを織り交ぜて行こうっていう方針を決めた覚えがあります。
デザインとしてはかなり(というか必要以上に)カッコよくできたかな、という印象です。
素直な人型ながら、人体のバランスを逸脱している感じが若干怪獣的ではないかな?という気がしますが。
鱗翅怪獣ガガレオン幼虫
ガガレオンもキメンバウと同様に、直接ハイネにスケベなことをするタイプの怪獣ですね。
ハイネを糸(というか粘液)まみれにするために芋虫の怪獣にしました。
突き出している2本の角を目と誤認させて、凶悪な面構えにしようという意図のデザインです。
ホントの目は下の黒い丸なんです。
ガガレオンもキメンバウと同様に、直接ハイネにスケベなことをするタイプの怪獣ですね。
ハイネを糸(というか粘液)まみれにするために芋虫の怪獣にしました。
突き出している2本の角を目と誤認させて、凶悪な面構えにしようという意図のデザインです。
ホントの目は下の黒い丸なんです。
滅掃機獣ライリュウ
ライリュウは、着ぐるみ的なアプローチで人体っぽさをなくそうというコンセプトで考えました。
要は、シルエットを盛って極力人間ぽくなくするという試みです。
というか、シルエットの外し方はほぼタッコングですね。
腕や首が伸びる点がオリジナリティと主張させてください…!
メカっぽくて、結構お気に入りの1体です。
ライリュウは、着ぐるみ的なアプローチで人体っぽさをなくそうというコンセプトで考えました。
要は、シルエットを盛って極力人間ぽくなくするという試みです。
というか、シルエットの外し方はほぼタッコングですね。
腕や首が伸びる点がオリジナリティと主張させてください…!
メカっぽくて、結構お気に入りの1体です。
豊穣踏み鳴らすクインラフレシア
かつて世界を滅ぼしたとされる6つの大いなる災い。
クインラフレシアはそのうちの1体に数えられるという設定なので、ラスボス級の怪獣というつもりで考えました。
今までの怪獣との違いを出すために
・二つ名をつける
・今までの怪獣よりもスケールをアップする
というアプローチを取っています。
ハイネをギリギリまで追い詰めるために、上記に追加で
・これ以上ないくらいハイネにスケベなことをする
っていう要素を足したらすごいことになっちゃいました。
デザイン的には植物の怪獣というつもりで考えていたのですが、仕上がりはほぼワニですね。
植物怪獣の大先輩にビオランテというのがいるのですが、ちょっとそっちに引っ張られすぎた節はあります。
おっきい口の怪獣が描きたかったんです。
かつて世界を滅ぼしたとされる6つの大いなる災い。
クインラフレシアはそのうちの1体に数えられるという設定なので、ラスボス級の怪獣というつもりで考えました。
今までの怪獣との違いを出すために
・二つ名をつける
・今までの怪獣よりもスケールをアップする
というアプローチを取っています。
ハイネをギリギリまで追い詰めるために、上記に追加で
・これ以上ないくらいハイネにスケベなことをする
っていう要素を足したらすごいことになっちゃいました。
デザイン的には植物の怪獣というつもりで考えていたのですが、仕上がりはほぼワニですね。
植物怪獣の大先輩にビオランテというのがいるのですが、ちょっとそっちに引っ張られすぎた節はあります。
おっきい口の怪獣が描きたかったんです。
拡装機獣アマデウス スカイシルエット
ハイネがブライトアクシアというアイテムを起動すると、空を割って登場する味方の怪獣です。
要するにウルトラマン的なサムシングですね。
コイツは、たまたま別の用途で考えていたデザインをブラッシュアップして流用したという形ですね。
そのためあんまり主人公然とはしてない怪獣になってると思います。どちらかというと悪者っぽいかも。
シラリーという怪獣が好きで、あぁいう風にしたかったんです。
ハイネがブライトアクシアというアイテムを起動すると、空を割って登場する味方の怪獣です。
要するにウルトラマン的なサムシングですね。
コイツは、たまたま別の用途で考えていたデザインをブラッシュアップして流用したという形ですね。
そのためあんまり主人公然とはしてない怪獣になってると思います。どちらかというと悪者っぽいかも。
シラリーという怪獣が好きで、あぁいう風にしたかったんです。
拡装機獣アマデウス グランドシルエット
スカイシルエットが主人公っぽくない、プロレスできないということで、新たに考えて形態です。
ハイネが内部に搭乗することによって、スカイシルエットから変形するという設定になっています。
スカイシルエットの頭部が尻尾の先端になるように、ひっくり返って変形というパーツ構造になっていますが、正直物理的な整合性はそこまで取っていません。最低限パーツ配置に矛盾が出ないように気を付けているくらいですかね。
見ての通りオーソドックスな怪獣スタイルで、実はドゴンの時のリベンジという意識もあります。
これに関しては正直だいぶメカゴジラですね。関係ないですが、三式機龍が一番好きです。
スカイシルエットが主人公っぽくない、プロレスできないということで、新たに考えて形態です。
ハイネが内部に搭乗することによって、スカイシルエットから変形するという設定になっています。
スカイシルエットの頭部が尻尾の先端になるように、ひっくり返って変形というパーツ構造になっていますが、正直物理的な整合性はそこまで取っていません。最低限パーツ配置に矛盾が出ないように気を付けているくらいですかね。
見ての通りオーソドックスな怪獣スタイルで、実はドゴンの時のリベンジという意識もあります。
これに関しては正直だいぶメカゴジラですね。関係ないですが、三式機龍が一番好きです。
洗脳魔人マドカン人
今までの敵はずーっと怪獣だったので、趣向を変えて人型のものを出したかった記憶があります。
人型のシルエットを崩さない代わりに、頭部のデザインを色々こねくり回しました。
こういう曲面のあるデザインは描くのが大変です。
成田亨さんの「宇輪」という作品にかなり影響を受けているのですが、そこに関してはツッコミが入らなかったですね。
今までの敵はずーっと怪獣だったので、趣向を変えて人型のものを出したかった記憶があります。
人型のシルエットを崩さない代わりに、頭部のデザインを色々こねくり回しました。
こういう曲面のあるデザインは描くのが大変です。
成田亨さんの「宇輪」という作品にかなり影響を受けているのですが、そこに関してはツッコミが入らなかったですね。
六大災 いやはてを結ぶグランアトモス
終盤で一挙に登場した六大災のうち1体です。
強敵感を出したくてマッシブな体系、悪そうな顔、大きい羽など、強そうに見える工夫をしています。
今見るとだいぶゴルザだなこれ…。
終盤で一挙に登場した六大災のうち1体です。
強敵感を出したくてマッシブな体系、悪そうな顔、大きい羽など、強そうに見える工夫をしています。
今見るとだいぶゴルザだなこれ…。
六大災 地平線を薙ぐアークナーダ
終盤に登場した六大災は、それぞれイメージが被らないように気を遣ってデザインしました。
アークナーダはいわゆる東洋龍がモチーフになっていますね。
頭部の特徴的な形状は、ウルトラマンティガの後頭部から着想を得ています。
あのへこみ、なんかゾワゾワしません?
終盤に登場した六大災は、それぞれイメージが被らないように気を遣ってデザインしました。
アークナーダはいわゆる東洋龍がモチーフになっていますね。
頭部の特徴的な形状は、ウルトラマンティガの後頭部から着想を得ています。
あのへこみ、なんかゾワゾワしません?
六大災 荒地にそびえるガイバベル
AT-ATみたいな怪獣って面白いんじゃないかということで考えたやつです。
案の定、足元掬われて転倒していますね。
コイツは、作中での活躍に反して読者人気がやたら高かった印象ですね。
くりくりお目目とわがままボディが人気の秘訣なんですかね~。
AT-ATみたいな怪獣って面白いんじゃないかということで考えたやつです。
案の定、足元掬われて転倒していますね。
コイツは、作中での活躍に反して読者人気がやたら高かった印象ですね。
くりくりお目目とわがままボディが人気の秘訣なんですかね~。
六大災 天蓋たゆたう厭展聖
土偶のような見た目ですが、隙間から漏れ出している黒い部分が本体です。
下半身のうねうねしている部分は「天蓋たゆたう」要素ですね。
クラゲのように宙に浮遊しているイメージです。
コイツがラスボスになるとは思わなかった…。
土偶のような見た目ですが、隙間から漏れ出している黒い部分が本体です。
下半身のうねうねしている部分は「天蓋たゆたう」要素ですね。
クラゲのように宙に浮遊しているイメージです。
コイツがラスボスになるとは思わなかった…。
六大災 楽土いざなうロゥエル
六大災のイロモノ枠ですね。怪獣少女が2人とも胸デカいので、控え目な感じの子が描きたかった。
全裸っぽいけど、怪獣だしまぁセーフでしょ(適当)
前髪っぽい部分が目になっていて、開眼するとグロテスクな第二形態になるというギミックを考えていたのですが尺の都合でカット。
天使っぽいけど、パーツをよく見ると悪魔っぽいような塩梅を目指しました。
六大災のイロモノ枠ですね。怪獣少女が2人とも胸デカいので、控え目な感じの子が描きたかった。
全裸っぽいけど、怪獣だしまぁセーフでしょ(適当)
前髪っぽい部分が目になっていて、開眼するとグロテスクな第二形態になるというギミックを考えていたのですが尺の都合でカット。
天使っぽいけど、パーツをよく見ると悪魔っぽいような塩梅を目指しました。
怪獣少女 滅亡をもたらすネロデウス
この作品の黒幕、実質的なラスボス怪獣です。
4話でシルエットが先行で登場しましたが、その時点では何もデザインを考えていませんでした。
12話の登場時にシルエットから逆算してデザインを考えたのをよく覚えています。普通逆なんだけどね。
とにかく悪そう、強そうな感じを出すためにトゲトゲさせました。
全体的にマッシブで、末端肥大な感じがいかにも強そうでお気に入りです。
この作品の黒幕、実質的なラスボス怪獣です。
4話でシルエットが先行で登場しましたが、その時点では何もデザインを考えていませんでした。
12話の登場時にシルエットから逆算してデザインを考えたのをよく覚えています。普通逆なんだけどね。
とにかく悪そう、強そうな感じを出すためにトゲトゲさせました。
全体的にマッシブで、末端肥大な感じがいかにも強そうでお気に入りです。
胞子怪獣マシュラ
見ての通り、キノコモチーフの怪獣です。
非生物モチーフは始めてですね、珍しい。
コイツをデザインした時は確か体調が悪くて、どういう気持ちでデザインしたのかはあんまり覚えてないですね。
確かハイネのアレを吸引するために考えたんだったかな?
じゃあなんでキノコなんだろう…わからん
見ての通り、キノコモチーフの怪獣です。
非生物モチーフは始めてですね、珍しい。
コイツをデザインした時は確か体調が悪くて、どういう気持ちでデザインしたのかはあんまり覚えてないですね。
確かハイネのアレを吸引するために考えたんだったかな?
じゃあなんでキノコなんだろう…わからん
厭展聖獣マガデウス
シキネと和解した後、話を締めるために形式上のラスボスが必要となったためデザインしました。
アマデウスの旧式にあたる「プロトデウス」をガワにして、不足部分を厭展聖が補っているイメージです。
主人公と同型の敵って熱いと思うのですが、反面ドラマがなさすぎて、少々もったいないことをしたとも感じています。
シキネと和解した後、話を締めるために形式上のラスボスが必要となったためデザインしました。
アマデウスの旧式にあたる「プロトデウス」をガワにして、不足部分を厭展聖が補っているイメージです。
主人公と同型の敵って熱いと思うのですが、反面ドラマがなさすぎて、少々もったいないことをしたとも感じています。
怪獣少女 黄昏を穿つオメガデウス
本作の黒幕であるシキネは悪人ですが、人間を信じようとしたものの裏切られ続けてあんな風になってしまったのです。
「人間を信じようとしたけど駄目でした」で終わりではあんまりだと思ったので、ハイネとの和解の印みたいなものを用意したかったのです。
それがこのオメガデウスですね。
造形自体はアマデウスをベースに、ネロデウスの胸部装飾をくっつけている感じです。
2体の怪獣が合体している感じを出したかったので、頭部、前腕部は新規でデザインしています。
全体的に大きく、トゲトゲした印象ですね。
名前はかの有名なゼットンにちなんでいます。
ゼットンの名前はウルトラマン最後の怪獣ということで、アルファベットのZ(ゼット)に由来しています。
こちらも最後の怪獣ということで、最後のギリシャ文字であるΩ(オメガ)からとっているというわけです。
本作の黒幕であるシキネは悪人ですが、人間を信じようとしたものの裏切られ続けてあんな風になってしまったのです。
「人間を信じようとしたけど駄目でした」で終わりではあんまりだと思ったので、ハイネとの和解の印みたいなものを用意したかったのです。
それがこのオメガデウスですね。
造形自体はアマデウスをベースに、ネロデウスの胸部装飾をくっつけている感じです。
2体の怪獣が合体している感じを出したかったので、頭部、前腕部は新規でデザインしています。
全体的に大きく、トゲトゲした印象ですね。
名前はかの有名なゼットンにちなんでいます。
ゼットンの名前はウルトラマン最後の怪獣ということで、アルファベットのZ(ゼット)に由来しています。
こちらも最後の怪獣ということで、最後のギリシャ文字であるΩ(オメガ)からとっているというわけです。