［ジャンル］日刊変人ライトノベル
［タイトル］私立新都高等学校
［作者］ マイナミノル
［面白さ］ 結構
［読み易さ］かなり
ギャグ分が高く、またパロディが所々に含まれていて、面白い。
一話一話が短い上、文も非常に読み易いので、読者が増え易いタイプの作品だと思う。
また更新が早いというのも魅力的。
ヒロイン（？）鈴野宮アケビが涼宮ハルヒの性格に酷似している、
この手のパロディはありがちだがそれ故にキャラが立っているように感じられて良い。
担任教師の阿倍高和も同様。
またその他の登場人物も、通常では在り得ないほどの個性を持っていて、読み分けがし易い。
文自体は上手いとは言えず、また展開にも若干の無理があるが、
話は面白いのでそれらが逆に味となっているような気がする。
キュンが女性だったことには驚いたが、その理由が結構凡庸なものだったので、
個人的にはもっと個性的な理由にしてほしかったなと勝手に残念に思った。
期待しているのでこの勢いのままどんどん更新して欲しい。