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第2時限 舞い降りた神様

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今回からしばらく、とても特徴的な班員の話をしていこうと思う。まずは、僕が一番個性的だと思う通称:神様(決して偉いわけではない)この神様、特徴(というより、変なこだわり・・・かな?)が多すぎてどれから話そうか迷うがやはり、あのことからだろう。あのこととは、マジック(書くやつね)がと~~~ってもきらいなこと。どういう意味かって?それは、マジックをつけようとするとバケモノでも見たかのように叫んで泣きそうになる。例えるなら、ドラキュラにニンニクを見せつけた感じ。もっというと、子供に「歯医者に行こう」って言った感じ。そして、マジックが近づくと、まさしく、子供が歯医者さんに「ハイ、口あけて~」って言われたときと同じ表情になり、同じように暴れる。ついにマジックが神様の皮膚につくと口から魂が抜けたように、さっきとは打って変わって静かになる。その顔は、完全に絶望し、失望し、蒼白である。さすがにコレは異常である。しかも、インクがたっぷりかかったら、しょうがないかもしれない。しかし、彼(神様の呼び方は彼でいいのか?)は、点がちょんとついただけでこの様である。あまりにも疑問があるので、本人に理由を聞いてみた。その結果のから出た僕の感想は、「え?」である。多分これを読んでいる人も同じだと思う。その返答とは、「マジックが皮膚から血管に入って血が真っ黒になって死ぬ~」というもの。とてつもない妄想屋さんである。この言葉を聞いたときあまりにも突拍子もないことだったので「え?」しか言葉がでなかった。だってマジックの黒点で死ぬんだよ。ありえなくネ?そんなことだったら日本だけで1日で300の人くらい死んでると思う。でも、そんなこといっても彼(やはり神様の呼び方は彼でいいのか?)は変わらない。今でもマジックを恐れる。それ以外のインクも恐れるが、一番黒が怖いらしい。
 
 次に最近彼(もうしつこいね)に起こったことを話そうと思う。彼が歩いていて交差点にさしかかったときに1台の原チャリが走ってきた。そのときその原チャリに乗ってるオヤジは何を血迷ったのかいきなり「どこ見てんだ小僧!!」と怒鳴ったらしい。しかし神様は、信号無視したわけではなく、信号無視しているのはそのオヤジである。そこで神様は間髪いれずに言い返した。その言葉は、あまりにも突然言われた言葉に対して返すには面白い言葉だった。何ていったかって?それは「てめぇがしんごうむしだろ!!小僧なめんな!!」だ。よく頭が回ったと思う。さすが神様。
 今回はここまで。次もお楽しみに!

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