ローゼンメイデン　ドゥエルヴァルツァ

ローゼンメイデン　ドゥエルヴァルツァ



ローゼンメイデンのps2ゲームです。
僕はこのマンガが大好きで、出来る事ならばコミックバーズの編集部に銀玉鉄砲でgoしてやりたいぐらい愛してました。
実はゴスロリには目が無くてですな。もちろん水銀党。
と言う訳で、買い集めている中発見したのが、このローゼンのps2。しかし、少々
いささか抵抗がありました。というか、余り買う気がありませんでした。
僕の大好きなエロ同人にゲベートガーデンの酷評が載ってたし、ネットでさんざん
ドゥエルが叩かれていて、なるほどローゼンのゲームは地雷だな！勉強になった！と
買わなくて済むから食費にお金が回せるくらいでよろこんでいたのですがなぜか近所の
中古ゲーム屋で牛丼大盛り五杯食えるぐらいの値段で買っている僕が佇んでいました。

アニメはことごとく見逃したのでフルボイス！ムービー！くんくん！とみなぎって買った訳ですが、あんなにパッケ裏に宣伝文句が書いてあればフラフラと誘蛾灯のようにいくじゃないですか。普通。

かつて大型掲示板の管理人ひろゆきは言いました。「嘘を嘘と見抜ける人だけがこの掲示板を利用できる」

まさにそれにつきます。外国人の日本語詩人、アーサービナードさんは昔「拾う神あれば捨てる神あり」という諺を、「人は生きる中で神を取り捨て選択して生きるということだろうな」と思ったとのことですが、これは真理を的確に言い当てています。
自分の崇める物が絶対な訳ではない。人は都合の良い生き物で、自分にとって合うものや
イデオロギーを信条とし、神として心に存在させるのでしょう。
つまり、このゲームも僕には面白いかもしれないし逆かもしれない。酷評する側に回るかもしれない。人間所詮寂しいようですが信じられるのは己のみです。



でも、やっぱクソだった。なんだよtaito。電車でgoだけの一発屋ですか。
何がgo!go!だよ。本社に散弾銃もってgoされても文句はどの口が言いますか。
これじゃゲベートも思いやられるわ。
大切な冬コミ資金をこんなもんに使うとは僕も落ちたモンです。食費も削るのに。
何がくんくんだよ。水銀燈のドワローズをくんくんしたいって感じですよ。
ドワローズとは、ゴスロリの下につける専用の下着です。一つ賢くなりましたね。


対戦シーンが今時ゲーセンでもないシューティング。インベーダーと変わりないよ。
ひぐらしのヒュンヒュンは萎えたけどこっちのピュンピュンも無いわ。
CGは表情が変わるだけで一枚に加算されるのかよ。ひぐらしを見習えよ。
・・・やっぱ見習うな。けどひぐらしの方が上だ。かろうじて上だ。
ムービーシーンの作画は何なんだよ。僕でも書けるわ。（なんて言ってますが
絵はドラえもんがカメムシの背中の紋章に見える位ヘタです。これで美術の成績が４ですから世の中ってのは往々にして教師中心に回ってますね）

最初の唄「禁じられた遊び」は声がエクスタシーで好きですがムービーが合ってない。
ひぐらしのRMGさんはすごいよ。あんな少ない絵で効果使ってムービー四本も。
最後の方なんか限定パッケの絵と雑誌の表紙使ってたもんな。

ストーリーも攻略キャラ少ないしアニメなぞるだけ・・・。
Cgが動かないのは次作で改善されてるらしいがそれでも酷評。
ありがとう、蒼星石との素股プレイ漫画を合同誌で書いてたサークルさん。大変参考になりました。

とにかく書くことがこれ以上ない。続けられない。
最後に〆るとしますと、メディアミックスは基本的に上手くいかない。
アニメは良作で三部あってもゲームが死の出来だったり、原作と漫画が良くても
監督が原作をやってなくて話端折りまくりのアニメだったり。

ドゥエルヴァルツァって言うよりﾓﾙｽｧなゲームでしたね。なんてオチだまったく。