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与党編-13【ロマンティック】

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「どうでもいいけどね」
赤井カナメは、押し殺した声で肩を震わせる。
赤井楽器のドラム・コーナーの一角にあるカフェスペース。
カナメにとっては立派な仕事場なのだが、その仕事場に午前から陣取ってる来客が二人。
『マジック・マッシュルーム』のギターヴォーカル・アイカと、『自爆マシーン』のユウイチだった。
二人は楽器の試奏もせずに、朝からノートパソコンを持ち込んで『続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-』の耐久プレイに勤しんでいる。
「人の職場でエロゲーやんな、アンタら。 てゆーか、仕事しなさいよ」
「今日は週に一度の休日なのよ。 やっぱ、アーティストたるもの色んなジャンルの創作物を取り込まないと。 やっぱ虚淵玄は天才だし」
「おいらも今日は休みなのー。 朝から曲作りしてたんだけど行き詰っちまったから、ちょいと気晴らしに、ね」
と、二人は当然のように居座っている。
「そんで朝からエロゲか! この家畜共、せめてヘッドフォンつけなさいよ!」
と、ヘッドフォンを突き出すカナメ。
楽器屋でアンプから大音量で喘ぎ声出されたら、営業妨害もいいところだ。
「あー、今からイライザ達がならず者四百人相手にド派手な銃撃戦やらかすとこなのに」
「知るか! てゆーか、売り物のアンプ勝手に使うな!」
アイカとユウイチは、渋々ながらヘッドフォンを接続する。
「カナメ、喉乾いた~。 あれ淹れてよ、ディルマ紅茶ってヤツ? ピーチ・ティーがいいなー。 アイスでね」
五分も待たずにアイカが呟きだす。
「あれ高いのよ? 飲みたかったら、カポでも何でも買ってってよ」
「印税まだ入ってないのに、ンな金ある訳ないっしょ~。 いいじゃん、実家暮らしは金あって」
「ある訳ないでしょうが。 この街は競合店多いから、ウチはいつもカツカツよ。 金無いならアンタのホワイト・ファルコン売ればいいじゃない」
「売れないわよ、あんな二十年落ちの、しかも鋲の刺さったファルコンなんて。 ファルコンはあの外観が命なんだから」
「まぁ、ハードオフでも買い叩かれるでしょうねー」
「第一、鋲打ちのファルコンは今やアタシの代名詞じゃん? 今更レスポールとかに乗り換えたら、アイカってゆーかタダの『ギターヴォーカルA』とかになり下がっちゃうと思うのよねー」
そんなやり取りをする横で、ユウイチがパソコンの画面に向かって、カチカチとマウスをクリックしまくっていた。
二十代後半の男の、哀しくなる姿だった。

そんないい大人達のやり取りをしている所に、来客が一人訪れる。
タカヒロだった。
『ZAN党』のあのドラマーが、ぬっとそこに立っていた。
「あれ? タカヒロくん、どうしたの? 今日はドラム・レッスンの日じゃなかったよねー?」
カナメは途端に物腰柔らかく話しかけるが、タカヒロの表情は沈んだままだった。
「ははぁ、失恋かな?」
ユウイチが唐突に言った。
「え」
虚を突かれた、というようにタカヒロの目が見開かれる。
「顔に死相が出てる。 そういう時は、肉親が死んだ時か、失恋した時ぐらいだ。 親が死んでたらこんなとこ来る訳ねーから、失恋かなと思っただけだよ」
「他にも可能性ならいっぱいあんでしょーが。 ったく、この朴念仁は……」
カナメは呆れたように嘆息した。
しかし、そのユウイチの戯言は、この度この場においてのみは的を射ていた。
タカヒロは、内側から得体のしれない熱が湧き上がってくるのを感じ、じわりと目元を潤ませた。
「え、あっ。 ちょっと……タカヒロくん!?」
不意に泣き出したタカヒロに、エロゲーに勤しんでいた大人連中は慌てる。
その様子に、アイカは半眼でユウイチを睨みつけた。
「おいおい……冗談だったのに」
朴念仁は肩を竦めた。






子供のように癇癪を起しかけたタカヒロをどうにかなだめ、カナメ達は話を聞いた。
何という事もない話だ。
自分が勝手に片思いしていた女の子に彼氏がいたという、ただそれだけの話。
ただ、恋愛経験値の絶対的に足りないタカヒロは、それを受け止めきれなかったのだ。
「いや、分かる! 分かるぞ、少年! 俺もアヴリル・ラヴィーンがデリックと婚約発表した時には、この世の終わりかと思えるぐらい鬱になったもんだ! 畜生、よくも俺のアヴリルを!!」
次の瞬間、スリップ・ノットモデルの深底スチールスネアがユウイチに向かって飛来した。
躊躇も情けもない横殴りの一撃に、ユウイチは即座に昏倒する。
投手はカナメだった。
「前にライブに来てたあの子ね。 タカヒロくんの辛いのも分かるけど、世の中には巡り合わせのタイミングっていうがあるのよ」
「巡り合わせ……っスか。 でも、もうちょっと早く会ってたからって、何か変わりましたかね?」
「え?」
「俺には金もないし、ルックスも、運動神経も、気の利いたユーモアのセンスも無い。 基本的な人間のスペックで人より劣ってるんです。 そんな俺が、ちょっとぐらい早く会ったからって、何か変わりましたかね……?」
「タカヒロくん……」
「ドラムをやれば、何かが変わると思ってた。 違う世界が見えると思ってた。 ……でも、気づいたんです。 俺はモテる為にドラムをやってたんじゃない。 音楽で世界を変える為にバンドをやってたんじゃない。 あの子に振り向いて貰いたかったからドラムをやってたんです」
「――――――――――」
「その目的が無くなった今、俺にドラムを叩く意味があるんですか?」
「――――――――――」
カナメは、ようやく彼が今日ここに来た意味が分かった。
彼にとって、ドラムはもう意味を為さなくなってしまったのだ。
それは陳腐な目的だったかもしれないが、タカヒロにとっては自分の背骨を支える矜持だった。
好きな女の子の前でカッコつけたいという、ちっぽけな見栄とプライド。
だが、あの『イスカンダル』でのライヴの逆境から逃げずに立ち向かう事が出来たのは、それがあったからなのだ。
ノミの心臓だろうと、一週間のキャリアだろうと、その原動力さえあれば何とかなった。
海図のない航海だとしても、目的地さえあれば船は帆を張る理由がある。
だがしかし、目的地を失くした船は朽ちて沈むのを待つしかない。
「―――――――」
カナメは、慰めの言葉を頭の中で紡ぐも、そのどれもが白々しい事に気づいた。
ああ、そうだ。
掛ける言葉など、無いのだ。


「もったいないねぇ」
ふと、重苦しい空気を喝破する声が響いた。
アイカだった。
「もったいない?」
「ああ、もったいないね。 失恋中なんつー美味しいシチュエーションで音楽辞めるとかさ。 確変入った時に勝負降りるぐらいあり得ないね」
「ちょっとアイカ……!」
明らかに空気の読めてないアイカの発言を、カナメは諌める。
しかし、当のアイカは知った事じゃないと言わんばかりに後を続けた。
「音楽なんつーのはさ、逆境の時にこそ必要なんだよ」
「――――――――――」
「人の心に残る歌なんてのはさ、ほとんどが失恋だの片思いの歌だ。 そりゃアンタ、本当に音楽が必要なのは、そういう時だからだよ。 片思いで歯痒い思いをしてる時、失恋で心が痛い時、そういう時に人は音楽を必要とする。 辛い時に、人を慰めてくれるのが音楽なんだ。 幸せの絶頂には、人は音楽の本当の価値に気づかない。 辛い道を歩む時、絶頂から転げ落ちる時、人は初めて音楽の価値に気づく―――――」
「――――――――――」
「………って、アタシのギターの師匠の受け売りなんだけどね。 だから、失恋なんてのは曲作りの為の絶好の状況なのさ。 行き場を失くした情念が、そのぶつけ所を探して、自分の中で渦巻いてる。 どうせ音楽辞めたところで何も残りゃしないんだ。 どうせならその負のエネルギーをクリエイティブに使うべきじゃないのかい?」
それは辛辣で、何の遠慮もない上からの叱咤だった。
失恋後特有の形容しがたい虚無感の只中にあるタカヒロに、音楽をやれと言う。
「どうして―――――――――」
タカヒロは言った。
「どうして、そこまでして、音楽をやらなきゃならないんですか? 俺は別にプロになりたい訳じゃない。 あの子に振り向いてもらう口実にしたかっただけなんだ。 音楽をやって、その先に、何があるんですか?」
「何もありゃしないさ」
アイカは断言する。
「先になんて、何もありゃしない。 人は独りで生まれて、独りで死んでく。 人は皆、いつか死んでゼロに還る。 どんだけ財産を抱えてようが、どんなに愛人囲ってようが、あの世の土産には持ってけない。 ただ、この世に土産を置いてく事は出来る」
「――――――――」
「アタシにとって音楽ってのは、『そういう事』なんだよ。 この世を去る時に、現世の奴らに『おら、土産だよ。』っつって、笑って悔いなく死ねる様にする為の、ね」
「…………ッ」
―――――――
敵わないと知った。
一時の感情で自棄になっている自分とは役者が違うと知った。
少なくとも、この『マジック・マッシュルーム』の女ギターヴォーカリストは、失恋程度では揺るがない達観の境地の至っている。
「強制はしないさ。 ただ、刹那的な感情に任せて物を投げてたら、大事なモンは手に入らないよ。 そいつだけは覚えときな」

















大事な物とは何か、とタカヒロは思った。
音楽を通じて手に入れたもの。
音楽をやっていなければ手に入らなかったもの。

「痛い自分に酔ってんじゃねぇよ、クズが」

いつかのチバの叱咤が脳裏をよぎる。
ああ、違いない。
ふと、足を止めて、自分が何故赤井楽器に赴いたか気づいた。
結局、自分はドラムを辞める事で、誰かに心配してもらって、慰めてもらいたかっただけなのだと。
「畜生……何も成長してやしない……」
タカヒロは呟きながら、赤井楽器を後にした。





















夕方七時にもなると、ショッピング・モールのフードコートもだいぶ閑散としてくる。
とうに世間は夕食の時間帯だ。
ミスドの前に並んでいた長蛇の列も、今ではまばらになっていた。
だが、そんな事はもうバイトを辞めたタカヒロには何の関係もない事だった。
タカヒロの右手には、二年間使った制服の入ったエコバッグが握られている。
レジの前に立つと、ちょうど接客をしていたサリナがこちらに気づいたようだった。
職場では、衛生の為に女子は髪をポニーテールにまとめるよう教育される。
サリナの貴重なポニーテール姿を見るのもこれで最後かと思うと感慨深いものがあった。
例の事件で一週間ほど休んでいたらしいが、今はもう職場に復帰している。
どの道、受験が控えているのでもうあと一、二ヶ月しか働けないのだ。



時刻きっかり七時になると同時に、厨房の奥から店長が出てきた。
タカヒロの姿を確認すると、店長は奥に来るよう促す。
そうだ。 今日は最後にバイト先に制服を返しに来たのだ。
接客業の人間が客を殴ったのだ。
弁解の余地は無いし、タカヒロ自身もこの結果には甘んじて納得していた。
店に対して申し訳ない気持ちはあるが、後悔はしていない。

「本当の事を言うとね」
日報と売り上げデータの散らかったデスクの前で、店長は言った。
「僕自身も君に辞めてもらうのは本意じゃあない。 実際、君はこの二年半よく働いてくれたし、今回の事だって君の正義感からの行為だという事はよく分かっているつもりだ。 しかし、僕はこの店舗の責任者として、しかるべき決断を下す必要があるんだよ」
「―――――――」
「君のした事は、道義的には褒められるべき事かも知れない。 だが、客商売の身としては絶対にやってはいけない事だからね」
「ええ、それはよく分かっています。 でも、俺にはアレを見過ごす事は出来なかった…」
「まぁ、何だ。 こんな結果にはなってしまったが、君がここで過ごした二年半は、無駄にはならなかった筈だ。 君の次のステージが何処かは分からないが、、ここで学んだ事を生かせる事を祈ってるよ」
そうして、店長はタカヒロから制服を受け取った。
チョコレート滓と、バニラとシナモンの香りの染みついた制服。
それは、タカヒロが二年間勤め上げた足跡の結晶だった。
一拍置いて、タカヒロは頭を下げる。
「今まで、お世話になりました」
「これは僅かながらの餞別だよ。 言っとくが、こいつは店長としてでなく、僕個人からの餞別だぞ」
そう言って、店長はずっしりと重いダースボックスを差し出した。
中からは、甘ったるいバニラエッセンスの匂いが漂ってくる。
飽きるほど食べた、ドーナツの匂いだった。


控え室から出てくると、表でサリナが飲茶の片付けに入っていた。
サリナはタカヒロが出てくるのを見つけると、駆け寄ってきて何事かを耳打ちする。
「この後、暇? 暇だったらサイゼでご飯食べにかない?」
時計に目をやると、いつの間にか夜八時を回っていた。
閉店までもう一時間もない。
サイゼリヤのミラノ風ドリアは安くて美味い。
これからはサリナとダベる機会も減るだろうし、たまにはイタ飯を食べに行くのもいいだろう。
「いいよ。 じゃあ隣のゲーセンで時間潰してるから、バイト上がったら連絡くれよ」
「了解。 100円セールでドーナツほとんど残ってないから、すぐに上がるよ」
そう約束を取り付けると、タカヒロはもう入る事の無いミスドのスタッフルームから立ち去った。













ドラムマニアというヤツはどうも好きになれなかった。
あれは、エレクトリック・ドラムに似てはいるが、似て非なるものだ。
特にハイハット・シンバルの高さが調節できない事と、フットペダルの構造は許せない。
赤井のムスメには、フットペダルは踏む時以外はヘッドに押し付けたままの状態にしておけと教えられたが、ドラムマニアでそれをやるとバスドラムで一打打ったものとしてカウントされてしまう。
故にこのゲームでは、バスドラをベタ踏みにしなければ上手く曲を演奏できないのだ。
こんな踏み方でまともに体重が乗る筈がない。
アクア・タイムズの曲をサビまで演奏してゲームオーバーになったところで、タカヒロは金の無駄遣いだという事に気づいた。
どうも自分は、ゲーム全般に向いていないようだ。
手持無沙汰になって、前時代の遺産のようにチープなスティック・キーのテトリス台を見つけてやりだす。
スティック・キーがやけに硬かくて、操作しづらかった。
反射に任せてかれこれ30分ぐらいやったところで、ケータイに着信が入る。
『終わったよー(^o^)/』
女の子らしからぬ簡素な文面。
適当にゲームを切り上げてTELを掛けると、すぐ近くでGO!GO!7188の『こいのうた』のメロディーが聞こえてきた。
サリナの着うただった。
「あ、お待たせー」
振り返ると、そこにサリナがいた。
すでに夏服ではなく、長袖になっている。
ヘアバンドで留めていた為に、長い髪に癖がついていた。
「お疲れ。 随分早かったじゃん?」
「待たせちゃ悪いと思って急いで来たの。 外、寒くない?」
「うんにゃ、涼しいぐらいだ。 もう秋だしな」
「だね。 それじゃ行こうか。 あ、今日はアタシが奢るよ」
言ってサリナは、ぽんと胸を叩いた。
「ああ? いいって、女に奢ってもらっちゃ格好つかないだろ?」
「いーえ、奢りますぅー。 だって、タカタカがバイト辞める事になったの、アタシのせいだもん」
「別にそんなの、気にする事じゃ――――第一、お前は何も悪くないんだし」
「いいの! さ、行こっ」
そう話を打ち切ると、サリナは強引にタカヒロの腕を引っ張った。
ふと、サリナの方を見る。
そこにあったのは、いつもと変わらぬサリナの表情だった。
サリナにとって、あの事件は恐怖ではなかったのだろうか?
まったく知らない男に露わな欲望を晒されて、男が怖くなりはしなかったのか?
そんなタカヒロの逡巡など何処吹く風で、サリナは歩を進める。


「学祭のライヴ、もうすぐだよね。 練習は順調?」
街燈の灯る散歩道を歩きながら、サリナは聞いてきた。
道並ぶスギの木には、間もなくイルミネーションが点りだすだろう。
あんなにも暑かった夏は、もう終わろうとしている。
「その事なんだけど――――――」
タカヒロは、ふと足を止めた。

「俺はもう、ドラムを辞めるかもしれない」

その一言に、サリナは虚を突かれたようだった。
振り返って、タカヒロの顔を覗く。
「何で? あんなに頑張ってたのに。 ナオコだって、楽しみにしてるよ?」
その固有名詞に、タカヒロの胸がずきりと痛んだ。
「……そうだよ、俺は、あの子の為に叩いてた。 ちょっとでも、俺の方を振り向いて貰う為に」
「だったら何で辞めるの?」
「…………それが、叶わないって分かっちまったから」
「―――――――――」
沈黙。
サリナは、足を止めてタカヒロの方を見続ける。
その言葉の意図を、探るように。
数秒の沈黙の後、彼女は哀れむように言葉を紡いだ。
「――――――そっか。 知っちゃったんだ……ナオコに彼氏がいるって」
じわりと、タカヒロの胸の奥で、鈍い痛みが蠢く。
まるでそれは、遠い昔に得た古傷のように。
そうだ。
サリナが、知らない筈はないのだ。
あんなにも四六時中ナオコと一緒に居たサリナが。

「―――――ホントはさ」
サリナは言った。
「タカタカがあの子の事が好きって気づいた時、言おうか迷ったんだよね。 でも、言えなかった。 あの子の為にあんなに頑張ってるタカタカを見てて、その頑張りを潰すような事、したくなかったんだよね」
「―――――――――」
「もし言ったら、タカタカはドラムを辞めちゃう。 せっかく見つけた自分の道を見限っちゃう。 そう考えたら、言えなかった……」
「―――――――――」
彼女の予見は、正鵠だった。
「ううん、違う。 本当はアタシ、嫉妬してたのかも。 そんだけタカタカに想われてるナオコに」
「え……」
遠くに聞こえる車のエンジン音。
隔靴に当たる硬いアスファルトの感触。
そんなものが、徐々に遠ざかってゆくように感じた。
空気の震えが、肌を撫でゆく。
「ドラム、辞めないでよ」
遠ざかってゆく世界の中で、サリナの声だけがやけに鮮明に聞こえる。
「もし、叩くのに理由が必要だったら――――――」


「今度は――――――」














「アタシの為に叩いてくれない?」


















ふと、タカヒロは思い出していた。



さっき、振り向いた時に聞こえたサリナのケータイの着信音。
GO!GO!7188の『こいのうた』。
その曲の意味するジンクスは、何だったのかを。























この日、高梁貴弘に、生まれて初めて“彼女”が出来た。





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