「あっ………」
「お、おばさん、息止まっちゃうよっ」
「ごめんなさいね…………でも………もっとしよ」
重ね合わせた唇をゆっくりと引くと、二人の間を沢山の糸が張った。
それはもう僕のだが叔母さんのだか解らない程混ざり、白く泡立っている。
大して寒くもない部屋で吐息が白く吐き出され、二人を包んでいる。
叔母さんはそれを混濁した目で愛らしそうに見つめると、
また僕の唇を求めて今度は勢い良く顔を近づけてきた。
ふんわりと柑橘系の香水が、僕の鼻腔へと進入してくる。
それだけで体中に痺れる様な快感が走ってしまう。
このまま唇を重ね合わせたらどうなるんだろうか………。
僕と叔母さんはチョコレートの様にドロドロに溶けてしまい、
このベッドの上で混ざり合ってしまいそうだった。
「んぶっ………!………ちゅっふあ」
「ああんだめえ………もっと叔母さんにキスして」
「で、でも僕………」
けど僕はその快楽への欲求をグッと抑え、叔母さんから顔を離した。
なぜなら僕の下半身は事が始まって数秒というのに既に固くなっていて、
叔母さんの腿を恥ずかしそうに何度も何度も小突いていたからだ。
もう我慢できないと、まるで子供の様にワガママを言っている。
早く!早く混ざり合いたい!そんな衝動に駆られた僕の顔はまるでだらしがない。
まるで我慢のできない幼児の様に叔母さんの目を見つめ、だらしなく口を開いている。
叔母さんはキスを辞めてようやくそれに気づいてくれたみたいだった。
「もう我慢できなの?」
「そ、その………」
「なんかカワイイ犬みたいよ」
「あっ」
叔母さんはまたあの意地の悪い笑顔を見せつけた。
僕はどうしてもこの笑顔にやられてしまう。
この笑顔を見ると僕の心臓の鼓動は後先も考えずに走り出し、
頭の中で快感と欲望が混ざり合った様な甘ったるい感情が暴れまわる。
そして僕は何時もの様に叔母さんとの熟れた果実の様な昼時を過ごしてしまうのだ………。
白く細い指先が亀頭にスッと静かに添えられる。
血が一気に流れ出しさらに膨れ上がった下半身に、
僕も思わず声を挙げてしまう。
「もう感じちゃってるの?」
「叔母さんの指、あったかいから………」
僕の下半身と同様に、叔母さんの白い指も桃色に蒸気していた。
いや、叔母さんの白い体全体が、桃色に蒸気している。
叔母さんも興奮しているんだ………僕は思わず、指先を叔母さんの足に添えた。
「あん」
「叔母さんも凄くエッチな感じだ………」
「………断りも無しに触るなんて、酷い子ね」
「あっ、えっと、その………」
僕がしどろもどろになっていると、叔母さんは腿を静かに外に向けた。
股を開いたその姿は、はしたない筈なのに今の僕にはとても綺麗に見える。
綺麗………本当に綺麗だ。その間からは透明の愛液が溢れ出していて、
太腿を伝ってベッドの上に落ちていっている。
「ほら、触っていいのよ」
「い、いいの?」
毎日触りあってる筈なのに思わず聞いてしまう。
叔母さんも何言ってるのよと言った感じで可笑しく笑った。
「もう………良いのよ、一緒に擦りあいっこしましょ?」
「うん………」
僕がスッと指を引くと、まだ指を添えてるだけなのに飲み込まれそうになる。
「ん」
叔母さんが手首を持ち上げ、陰茎の根元から亀頭の付け根までを優しく撫で上げる。
「お、叔母さん!」
僕が指を押し込む。熱い。火傷しそうな程、指に熱く絡みつく媚肉。
「やん、もう指いれちゃうの?」
叔母さんが亀頭の裏筋を三本の指で割れ目に沿って上下に撫でる。
「あ、す、すごい」
僕は名残惜しそうに指を膣から抜くと、少し上にある豆を優しくキュッと掴んだ。
「あ!ああ………だ、だめよ、そこは………」
僕はさらにもう片方の指の中指で叔母さんの入り口を摩擦する。
既に愛液で潤いを与えられたそこは難なくその行為を受け入れていた。
「あん!や………ちょ、ちょっとまっ………あぐう」
快感に驚いてか、僕の陰茎を掴む叔母さんの指に力が入った。
僕もそれに思わず射精しそうになってしまい、腰を引いてしまう。
それを見て今だと言わんばかりに叔母さんも腰を引いてしまった。
「あっ」
「ふふ………直ぐそういう事は覚えちゃうんだから」
「だってこんなに気持ち良いなんて………」
「じゃあ次はどうするかわかるわよね」
「………」
空が真っ赤に燃える様に太陽の陰を落として行った。
我輩は超人である~FIN~