隣の芝は青く見える
新都社は面白さこそが正義、だからついつい気にしがちなのがコメント数。
更新してもコメントが少なかったり、全然無かったりすると悲しくなります。
特に文芸は漫画や一部の大人気文芸作品とは段違いにコメントの付き具合が悪いです、ですがそこで弱音を吐いてはいけません。
前述の通り、新都社はアウェイな環境、仮に漫画並にコメントを求めるのなら、一工夫も二工夫も三工夫も四工夫も必要になる事でしょう。
貴方が文章を書く事にかなりの自信があって、克つ漫画サイトで発表するという事に明確な意思があるのであれば、それを求めても良いとは思いますが、まだそれ程には自信が無かったり、敢えて漫画サイトでやるという覚悟がないのであれば、それを求めるのは控えた方が良いのかもしれません。
漫画とは比べなくとも、他の文芸作品と比べてしまう心理は、どうしても文芸作者ならばあるでしょう。
同時期に連載をはじめた作品が、自分の作品よりもコメントが伸びている、こういう状況で劣等感を抱えない人間はなかなか居ないでしょう。
仮に貴方がこんな状況に陥った時、どのような行動を起こすでしょうか。
敵情視察をし、優れたものを取り入れる、または自分なりに反響のある原因を分析する、自分は自分の道を突き進む、はたまた……。
冷静に比較するのは良い事でありますが、ちょっぴり熱くなった時、「隣の芝は青く見える」という諺を思い出して下さい。
言い方は悪いですけれども、所詮は皆素人、狭い世界でのどんぐりの背比べでしかないのですから。