主役は漫画
これは筆者の自論ですが、新都社のメインコンステンツはあくまで漫画であり、文芸は脇役でしかないと思っています。
何より元々が漫画サイトであり、そこに無理矢理入ってきたのが文芸、新都社の中では肩で風切るような事はするべきではないと思っています。
勿論、だからと言って卑屈になる事も、作品を投げ遣りに書き上げることもしたくはありません。
筆者が一番に望む事は、文芸全体が少しだけでも漫画に歩み寄る事が出来れば、と言う事です。
一章で書いた事に戻りますが、折角の漫画サイト、漫画作家や漫画読者を意識し、それに向けた作品作りに取り組んでみたり、逆に漫画では出来ない表現を魅せたり、漫画を踏まえて取り入れてみる事で初めて、「敢えて文芸でやる」というアイデンティティが確立されるのだと思っています。
この筆者の自論、元々が敢えて漫画サイトで文章を書くというひねくれ者に対してどこまで通用するか定かではありませんが、筆者もまた一人のひねくれ者、ひねくれ者同士で協力し合い、文芸ひいては新都社の更なる発展に少しばかりでも貢献出来れば、と願っております。