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01『性欲の減少』  作:TABB

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アイラヴニュー。

俺は女性の胸が大好きだ。
特に大きいほどいい。

今日は電車でFカップの女に欲情した。
幸せだった。

女性の肉体はいい。やわらかそうだし、いい匂いがする。
その局地がムネだ。
そして、いいものはボリュームがあった方がいいに決まっている。
最悪ピッツァでもいいくらいだ。



ところがある日のことだ。
通勤電車でいつも同じ時間に見かける、
俺専属オナペットのEカップがいるのだが、
その日はどうも、そのムネを見てもピンとこなかった。
朝から体調が良くなかったので、
そのせいかと思って特段気にせず、ヌかずに寝た。


翌日。
会社でも随一の人気をほこるDカップ。
それを見ても息子が反応しない。
反抗期なのだろうか?
このあたりで、少しおかしいのではないかと思い始めた。


その翌日。
Cカップながら美乳のあの娘。
息子は死んでしまったかのようにピクリともしない。
おかしい。明らかにおかしい。
オナニーの日課も途絶えている。
本当に体調がよくないのかもしれない。


さらに翌日。
オナニーをしない自分が信じられず、
たまたま街で見つけたBカップを前に、
必死に息子を奮い立たせようとする自分がいた。
Bカップなんて、今まで男と変わらん、くらいにしか思っていなかった。
俺は……俺はロリコンになってしまったのか?



「……という状態なんだが、どう思う」


「その前になぜ道行く人のカップ数がわかる」



そのまた翌日。



「二の腕に目覚めただけだったみたい^^」


「道が開けたな。祝福しよう」



みんなも、マニアックな萌えポイントを見つけると人生楽しいよ!




~完~
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