あれから色々クラスの奴らと会話して情報収集したのだが、やはりと言うべきだろうか。
俺の事を好きな女の子は存在しそうに無い。
「誰もおまえの事を好いてないとはとても辛いな。で、どうするんだ?」
神女が楽しそうに楽しそうに俺に言う。
俺はふっと不適に笑ってやった。
「決まっている。居ないのなら作り出せばいいだけの事さ」
「ほほう、強く出たな」
神女は完全に馬鹿にした声で言いつつ、足を組みなおす。ふともものチラリズムに俺は正直心奪われた。
「なんでもいいけど、あんたってもしかして下着とかつけてないの?」
「うむ」
「青少年にとって目の毒だろ」
「そんな事に気を取られてると世界が滅ぶぞ」
もっともな言い分だった。