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読者サービス.思い出(2)

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3-1.歩き続ける

 森は少しずつ傾斜して山まで来たことがわかった。周りを囲う背の高い知らない木も次第に
背の高い知らない木へと変わり、地面は肉棒ばかりになった。
 僕は父のものに良く似た肉棒がたくさんあることに気が付いた。
実際に似ているわけではない。記憶の中の父の肉棒が少しずつ薄れてその輪郭を失いつつあるのだ。
僕は悲しくなって、肉棒を思い出そうと記憶を辿った。
 そうしているうちに山はだんだんと勾配を増し真直ぐ歩けない程になっていたが僕はそのことに気がつかなかった。

僕は一度父に襲われたことがある。
忘れるはずも無いその事が、ふと頭に浮かんだ。


「ガタガタ喚くな!」

 黒いベッドに仰向けに叩きつけられて僕はバウンドした。
父は肉棒を出したままで、見たことのない顔をしていた。
下に何も着けていなかった僕は父の大きな手が露わになった二つの山を握り締めるのを感じた。
驚いて力を入れると、反動で突き出たHIPに熱いものが触れた。

肉棒だ。

「お父さん!痛いよ・・・」
 父は何も言わずに、血流が感じられるほど強くHIPを握っていた手の一方を離した。

――その手で自分の肉棒を僕にあてがうためだった。



3.2
ギシギシアンアン
「うわぁ・・あったかいナリィ・・」

11, 10

  



3-3.

 その次の日に父は殺された。僕が目を覚ましたときにはもう遅かった。
ドッペルゲンガーは父を殺して僕に言った。
 「うはwwはやく逃げろwww」
ドッペルゲンガーが現れることを父は知っていたからそのときは兄の家へ行くように僕に話していて
そのためには森を通るかブーンを雇わなきゃならなかった。
僕はそのどちらも嫌だったから間を取って山菜を採りに行くことにした。

森に入ると肉棒が生えていて兎は死んで兄の家があった。
僕は迷った。出口がどこだかわからないんだ。



3-4.

うんこ

- -
13, 12

  



3-5.

僕は母のことも父のことも兄のこともマツダのことも兎のことも忘れて顔が思い出せなかったけど
そんなことどうでもよかった。僕は一人でこの世界に取り残されたって別に構わない。

 「何もいらない!山菜があればそれでいい!」
山菜!ウオォォォオ!さんさーい!!

(つづく)






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