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一億を探し出せ!(作:顎男)

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 その頃、オレは家なき子の文無き子だった。
 来る日も来る日も雀荘やパチンコに入り浸っては、ギリギリ稼いだ小銭でその日の食事にありついたり、公園で体を縮こませながら眠りに就いたりしていた。
 苦しかったが、これ以上の迷惑を他人にかけながら生きていくよりはマシだと思った。
 それだけを誇りにして生きていたのかもしれない。いっちょまえの無頼の真似事をしていたわけだ。

 そんなオレだったけれど、勝利の女神には相変わらず愛されてなんかいなくて、ある日とうとう来るべき時が来てしまった。
 不渡りである。
 黙りこくって、いま振り込んだばかりの牌をじっと見ていると、すぐに対面の男がすべての事情を察したらしかった。店長に一言断りを入れるとオレの胸倉を掴んで外へ引きずり出した。
 あとのことは、いまみなさんのご想像している通りだ。



 命だけは取らないでやる。
 そう言われた時、しっちゃかめっちゃかに殴られた顔や体が熱くて、一瞬なにを言っているのかわからなかった。
 反応が朧なオレに焦れた男がスナップの利いたビンタをお見舞いしてくれた。
 星が散ったが、意識は天の川から地上に戻ってきた。
「いいか、よく聞け。俺はおまえみたいな、約束を守らない男が大嫌いなんだ」
 ああ、いつか同じようなことを言われた気がする。オレは男の顔を見た。
 知らない顔だった。眉毛がやたら細くカミソリのようだった。
「しかし、おまえツイてるよ。相手がこの俺でな」
 どういうことだろう。
 まさかこの男はホモで、オレはいまから彼のオモチャになってしまうのだろうか。
 しかし、どうやら違うようだった。
「ちょいと小耳に挟んだんだ。
 あるヤクザが、二十歳そこそこのガキに遊び半分でギャンブルを持ちかけ――組を崩壊させるほどの金を奪われちまったってな」
「…………」
「アンタなんだろ、それ」
 オレは男の目を見つめ返した。肯定も否定もしなかった。
 男は構わず、倒れているオレの体を引っ張り起こし、ビルの外壁に叩きつけた。背骨をしたたかに打ちつけ、肺の中の空気を思い切り吐き出した。
 早く来てくれ正義のヒーロー。路地裏からの声じゃ聞こえないか?
 男の顔中がしわくちゃになっていた。
 何秒か眺めたあと、それが笑顔だということに気づいた。
「ギャンブルをしよう。おまえに残された道はそれしかない。
 勝てば一億。負ければ丸ごと負債。
 おまえが稼いだ額に比べりゃ、ガキのお年玉みてえなもんさ。なあ?」
 オレは残った力を振り絞って男の手に触れた。男はさっと手を離した。ずるずるとオレはその場に座り込んでしまう。
「アンタとやるのか……」
「いいやまさか。俺はこういう勝負は自分ではやらない主義なんだ」
 その言葉を聞いて、オレは少しだけ安心した。
「どうしたい? 俺の提案に乗るか、あるいはこのままバラバラにされて缶詰になるか?
 どっちでもいいんだがな、俺は。
 ま、缶詰1ダースよりは、博打の方が儲かるってだけで」
 殴られた口の傷がじんじん痛む。
 それこそが、オレを覚醒させてくれる唯一の処方箋だった。



「着いたぞ」
 運転手の黒服がオレのアイマスクを外すと、視界一杯に光が溢れた。
 その明るさに耐え切れず、思わず手で顔を覆う。
「さっさと降りろ」
「わかってるよ……」
 車から出て目を何度か擦り、ようやく辺りの様子が判明した。
 洋館がそびえ立っていた。小ぶりな城と言ってもいいかもしれない。
 見張り台のような塔があり、その向こうに雪を頂にたたえた山が見えた。
 富士山だろうか。だとするとここは樹海……?
 まァ、場所なんて関係ないか。
 オレは入り口に足を向けた。扉を開けて体を滑り込ませる時、ちらっと横に止めてあったバイクが目に入った。
 先客がいるようだ。



 オレと運転手の黒服はメイドさん(ツインテールの金髪だった。いい趣味してる)に連れられ、応接間に通された。
「はぁ……」
 思わず息が漏れた。ため息まじり、感嘆まじり。
 シャンデリアが天井からいくつも垂れ下がり、テーブルや椅子などの家具は素人のオレが見てもオーラに溢れる一品揃いだった。
 たぶん人の命より重いんだろう、この木とかガラスとかはさ。
 歩いても音がしないじゅうたんを進み、止まった。
 目の前に背を向けた車椅子の老人と、白いスーツの女がいた。
 女の方と目が合い、なんとなくオレは思わず目を逸らしてしまった。
「ようこそ……未来あるお二方」
 老人がしゃがれた声で挨拶した。女は「どーも」と軽く返し、オレは黙っていた。
 どうやら、この女もオレと同じ客人らしい。
 ということは……
「今日集まってもらったのは他でもない……
 君達に勝負してもらうためだ」
「オレとこの女の人が闘うんですか」
 初めて口を開いたオレの言葉に、老人の首が少し動いた。
「うむ、うむ、その通り。
 本来ならばわし自身が君達を遊びたいのだが……もう年でね……自分ではなにもできない。
 先月、医師に宣告されたよ。ガンだそうだ。
 もう少しで漫画さえ読めなくなるかと思うと……」
 老人の声は低く茫洋としていて、非情なる運命を眼前にした人間の無力さを感じさせた。
「それは……お気の毒に」
 オレは思ってもいないことを口にした。
 おべっかを使って心証をよくしようなどと思っていたわけじゃない。
 ただ余計な面倒を避けたかっただけだ。
 この手の権力に溺れた狂人は、なにが引き金になって暴発するかわからない。
 にも関わらず――
「そんなに怖い? ――死ぬのが」
 あまりにストレートすぎる女の発言にオレはぎょっとした。
 女はあたかも朝飯を済ませたかどうか聞くような気軽さで、悪魔じみた質問を死を間近にした人間に投げかけたのだ。
 内心どきどきしながら老人を窺うと、しかし彼は大して気にした様子もなく厳かに頷いた。
「ああ……怖い。恐ろしい。
 今にも命の灯が消えてしまうのではないかと、夜も眠れない……。
 だから、わしはこのゲームを始めたのだ。
 若者の希望に満ちた後ろ姿を見送ることによって、少しでも生きた証を残したい……。
 そう思ってね。
 若さはいい。スピードがある。
 スピードこそが、すべてなのだ……遅まきながら、気づかされたがね」
 そういう老人の顔は儚げな笑顔を浮かべていた。
 タヌキジジイめ。



「それでは、勝負の会場までご案内させていただきます」
 さっきのメイドさんに連れられ、オレと女は応接間を退室した。
 ジジイはカメラで観戦すると言ってその場に残った。運動不足になるぞ。
 会場とやらに導かれる道中、オレは女のうしろを歩いた。
 歩き方や仕草からその人物の性格を読まれるのを避けるためだ。
 とはいえ、オレの方にはそんな履歴書に書けそうな便利スキルはない。
 だるそうにぶらぶら歩く女からは、なんの情報も拾えなかった。
 年齢さえも怪しい。オレと同い年と教えられても違和感はないが、十代と言っても通るだろう。
 まさに謎の女。
 そんな彼女が、突然ぐるんと振り向いた。オレは思わず立ち止まってしまった。
「ん、どうしたの?」
「な、なにが?」
「急に立ち止まるから」
「アンタがこっちを見たからだ」
「そっか」
 女は歩き始めた。ワケがわからない。動揺を誘うつもりだろうか。
 ペースを乱すのはよくない。あまり深く考えるのはやめとこう。
「君も、お金がないの?」
 再び女から話しかけられた。まだ会話を続けるつもりらしい。
 女性と話すのは久々で、オレは不覚にも緊張し始めていた。
「いや、べつに。ただ面白そうだったから参加しただけだ。
 だから負けたって払えるよ、今回の賭け金……一億ぐらい、余裕でね」
 女の目がお月様のように丸くなった。
「最近のお金持ちって、ユニ○ロ着てるんだ」
 オレは静かになった。



 思わず通り過ぎてしまいそうな地味な扉の前で、メイドは立ち止まった。
「この部屋が、勝負の舞台でございます」
 そうかよしわかったならば突撃あるのみ、と入ろうとしたオレの手をぐいっとメイドが引き戻した。

「せっかちでございます。せめてご説明くらいはさせてください」
「あ、スイマセン」
 横で女がくすくす笑っているのがむかつくが無視した。
「早くルールを教えてくれよ。これからパーティなんだ」
「まだ続けるの、その小芝居」
「うるせェ」
「ケンカはおやめください。
 ……ごほん。では気を取り直して。
 あなた方二人にやってもらう遊戯は……【宝探し】でございます」
 なんじゃそりゃ、と思った。
「庭でも掘れっていうのか」
「スコップが欲しいなぁ」
 メイドはふるふると首を振った。ツインテールが馬のしっぽのように軽快に跳ねる。
「いえいえ、お召し物を汚させるようなコトはございません。ご安心ください。
 今から入っていただく部屋のどこかに、一億円の小切手が隠されています。
 あなた方は優秀な探偵役として、その在処を探し出さねばなりません。
 10分ごとに交互に入っていただき、発見するまで繰り返していただきます」
 メイドの声がだんだん低く、凄みを増していった。夕暮れがあっという間に夜へと変わっていくように。
「どちらかが先に発見なさった場合、できなかった方は……」
 給仕服の懐から、ちらりと黒いなにかが見えた。
「主のショーの、パートナーになっていただきます」
「ショーの内容は、聞いちゃいけないのか」
 オレの質問に、メイドは笑顔になった。
 それが答えだった。



「よし、いくぞ」
「うん」
「じゃーんけん!」
「ぽんっ! ……ぐわっ」
 女のチョキの前に出されたオレの手の形は拳をなしていた。
「悪いな。じゃあ、先いくぜ」
「くっそ~……」
 女はまだ自分のチョキを眺めて悔しがっている。
 まるで余興のようだが、オレの心中はかなり荒れていた。
 勝てば一億……。
 負ければ負債……そして【ショー】という不吉な言葉。
 オレは呼吸を整えると、勢いよく扉を開けた。




 女から部屋の中が窺えないように、メイドはオレと自分を入れると扉をすぐに閉めてしまった。
 しかしそれにどんな意味があるのだろう。
 たとえオレが後攻で先攻の女の肩越しに部屋の中を覗けたとしても、小切手一枚を見つけるための算段などできなかったろう。
 なにせ一面、漫画の山なのだ。
 元は簡易食堂か休憩室だったのだろうか、長方形の部屋の中央に長い食卓が鎮座しており、その上に隙間無く漫画が積み重ねられている。メイドが扉を閉めた衝撃で何冊かドサドサと落下した。
 そこにあるだけがすべてではない。足元、本棚の中、奥の厨房、冷蔵庫の上、そこかしこにこれでもかというほど積まれている。
「この中から、紙切れ一枚を探せだと……?」
「時間はあり余るほどあります。どうぞご自由にお使いください」
 メイドは慇懃無礼に頭を下げると、手近にあった漫画の一冊をオレに手渡した。
「さァ、ゲームの始まりです」
 オレは受け取った漫画の表紙を見た。
 アカギの10巻だった。


 とりあえず闇雲に動くのはよそう。第一にすべきことは思考だ。
 宝を隠した人間の心理を読む方が、漫画の山をひっくり返すよりもよほど建設的な作業だろう。
 まず受け取ったアカギのページを大急ぎで改める。
 小切手があるわけないのは当然だが、なにか指示を示すメモ等もなかった。
 次にカバーを外し裸表紙を確認。これはキタか、と思ったがなにもなかった。
 となると……漫画の中にはないのか?
 天井を見上げ、蛍光灯の死角になにか貼り付けられていないか目を凝らすが、そんなものは見当たらない。
 今度は地べたに這いつくばって、床板を調査。剥がれそうな板があるのでは、と思ったがそれもなし。
 なんとなく漫画の中には無いような気がしていた。
 ただ単に無為無策に部屋を漁って、運がいい方が勝ち。
 そんなつまらないゲームを、果たして老い先短い老人がやるだろうか。
 それよりは、どこか渾身の隠し場所があり、それに気づかぬアホを眺めて嘲笑いたいハズ。
 くそ……。あと探してない漫画以外の場所といえば……。
 オレはそこに手を伸ばした。払われた。
「私じゃありません」
 ですよねー。やっぱりメイドさんの怒った顔はかわいいぜ。
 ってそんなことを考えている場合じゃない。オレはずぶ濡れの犬のように頭を振った。
 やっぱり漫画の中だろうか。
 オレはとりあえず手当たり次第の本を散らかし始めた。
 虫師の最終巻、嘘喰いの10巻、武装錬金の最終巻……
 どれもじっくり読んでみたいものばかりだったが、そんな余裕はない。ジョジョを手に取る。ああ、シーザー。
 バララララとマシンガンのようにマンガをめくっていると、メイドが腕時計に視線を落とした。
「10分経過。交代の時間です」
 まだ入ったばかりのように感じたが、メイドが嘘をつく道理もない。
 どうせあの女もオレと同じ手順で10分前後は浪費するハズ。
 本当の勝負は次のターンからだ。
 そう思い、オレは部屋を出た。
 入れ替わりで入室する女が、すれ違いざまに呟いた。
「お疲れ様」
 その言葉の意味を、オレは数分後に知ることになる。













「ゲーム終了。あなたの負けです」




 オレは呆然として、女の手の中ではためく小切手を見つめていた。
 終了?
 オレの……負け?
 どうして……いったいどこに……なぜこんなにも早く……
 気づき一発……オレは見逃していたのか……なにか……なにか重大なヒントを……!
 女はもうオレのことなど眼中にないように、すたすたと歩き始めた。
「ま、待ってくれ。いったいどこに……。
 ……!
 そうか、わかったぞ……」
 女が立ち止まった。振り返ったその顔には不敵な笑みが浮かんでいる。
 オレはその腹立たしい面構え目がけて言葉を放った。
「グルだったんだ……おまえとジジイは最初から。
 中で小切手の在処の連絡を受けたに過ぎない。いや、そもそも最初にスーツのどこかに小切手を仕込んでいたんだ。
 インチキゲーム……オレに多重債務を着せるための……!」
 喋れば喋るほど、なにか過ちを重ねている気分になった。階段を踏み外した時のように心臓が凍り付いていた。
 そうでないことは、オレの直感が教えてくれていた。
 女は静かに、言葉のナイフをオレの頭蓋骨に突き立てた。
「あの部屋のマンガさ――



 ――全部10巻だったんだよ」 







 オレは部屋の中に戻ると、放り投げられページが折れてしまったアカギを手に取った。
 その10ページ目を開く。
 アカギが牌を打ったその下、とても流し読みでは捉えきれない小さな字で……それは丁寧に記されていた。
 そこがどこかは、もう意味がないのであえて書かない。
 いま重要なのは、オレの後ろにいるメイドさんをどうしようかということだ。
 横目にそっとチラ見すると、ニタニタと気味の悪い笑顔を浮かべているのが見える。
 借金を背負い、【ショー】とやらに出演が、オレの運命。
 ……冗談じゃない。
 生き延びてやる、絶対に。
 オレの脳は生存めがけてフル回転し始めた。ようやく出番か、と言わんばかりに。
 今夜は熱くなりそうだ。




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「一億を探し出せ!」採点寸評
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1.文章力
 80点

2.発想力
 75点

3. 推薦度
 70点

4.寸評
 ギャンブルネタは短編にあまり向かないように思います。
 内容的には福本漫画のような雰囲気があって、けっこう興味を引かれて読んでいたのですが、途中で「これは多分オチないな」と感じてもいました。実際そのとおりになってしまい残念です。
 難しいですね、この文章量で見応えのあるギャンブル物を作るのは。

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1.文章力
 70点

2.発想力
 50点

3. 推薦度
 60点

4.寸評
 途中までは入り込んで読めました。借金関係の描写は見事で、苦しさとスリルの感覚が伝わってきました。
 文章力はWEB的にはかなりいい線を行っていると思います。文学的かどうかは別の話で。
 最後のオチが今ひとつだったのと、解答の解説も今ひとつだったので発想力と推薦点数は落ちています。通常はグロが苦手な自分ですが、これに関しては展開的に相応のオチがついてもよいと思っていましたから。

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1.文章力 40点
2.発想力 40点
3.推薦度 30点
4.寸評
 長い割りに、それだけで、もうちょっと煮詰めてもいいように思います。さらに女が部屋に入る前から勝利を確信している描写にも謎が残りました。序盤から、それとなく10という数字にもうちょっと拘れれば良かったかもしれないです。

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1.文章力 50点
2.発想力 30点
3.推薦度 40点
4.寸評

 どう見ても長編のプロローグである。
 後に引っ張る終わり方をしている時点で、私にはショートショートとしてどうかと感じてしまった。発表する場所を変え、長編として読んだのなら評価も変わっていたのかもしれないが、ここで終わりだとするならただのブツ切れだ。
 登場人物に魅力を感じるような描写もなく、読書を完全に置いていった状態で始められたゲームのオチも意外性に富むものでもない。
 ショートとしてまとめるためだろうが、主人公が考えている描写の少なさと展開の速さのせいで、対戦相手の女性が賢いというより、主人公の頭が悪いように見えてしまう。
 あらゆる意味で短編に向かない作品だった。ショートショートとして投稿するなら、相応の話作りを頑張ってもらいたい。

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1.文章力 50
2.発想力 40
3. 推薦度 40
4.寸評
 少し文章が乱雑。どれか一つで貫いた方が良い。
 物語としては決して悪くない作品。

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1.文章力 (80)

2.発想力 (50)

3. 推薦度 (60)

4.寸評 
プロローグ、あるいは第一話といった印象です。オチが無いどころか、次の話への引きまで作ってあります。どういうことなんでしょう。
文章力は高く、言い回しがとても面白いです。特に“早く来てくれ正義のヒーロー。路地裏からの声じゃ聞こえないか?”の一文がツボでした。しかしこれはショートショートとは呼べないと思います。

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各平均点
1.文章力 58点

2.発想力 47点

3. 推薦度 48点

合計平均点 153点


11, 10

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