一方その頃
レイ「いやあルーク」
ルー「参りましたね先生」
レイ「ああ」
ルー「まさか強盗に合うとは」
レイ「思ってもみなかったね」
ルー「英国紳士でもですか」
レイ「英国紳士でもだ」
ルー「しょぼいですね」
レイ「ひどい」
ルー「英国しょぼ紳士」
レイ「あー傷付いた」
ルー「それいけ英国しょぼ紳士」
レイ「英国ハートが傷付いた」
ルー「いつもの先生らしくないです」
レイ「違うんだルーク」
ルー「英国紳士が言い訳ですか」
レイ「聞いてくれ」
ルー「見苦しい」
レイ「頼む」
ルー「土下座してください」
レイ「この通りだ」
ルー「ハッ」
レイ「確かに今の私は英国紳士らしくない」
ルー「そうですね」
レイ「なぜならここは英国じゃないから」
ルー「じゃあ今の先生は」
レイ「米国紳士だ」
ルー「具体的な例を挙げてください」
レイ「ドナルドかな」
ルー「囚人みたいな服着てる」
レイ「盗まれそうだろ」