ライトノベル投稿死南
第一章 前準備
人は言葉で思考し行動します。小説だからと難しく構えることはありません。考えた
ことをちょっと整理してから文章にして打ち出すだけでよいのです。なんだったらいき
なり書いてみて、それからおかしいなと感じたところを書き直していけばよいでしょう。
紙を取り替えたり斜線を引いて横に書くなど昔の人々は大変でしたが、いまこのページ
を読んでる貴方はその手元のパソコンで無限に書き直しがはかれるのですから。(*1)
■執筆の手順
そもそも小説を投稿しようと思い立ったあなたは、文章にそれなりの自信を持ってい
ると考えます。既存アニメや小説のキャラを使った二次創作やリレー小説などで楽しく
お話を書いていたものでしょう。恐れることはありません。それと同じでよいのです。
まずはメモ帳を起動してATOKに切り替えましょう。小説執筆用のソフトウェアを
別途購入するなどの必要はありません。どうせすぐに使わなくなります。
準備が出来たら、真っ白なメモ帳画面を見てあなたは腕を組みます。
「どうしたものか」と呟いてみるのもいいでしょう。
既存のキャラと設定を使って自由に動かすのは実に得意だったあなたはここで長い時
間の足踏みを強要される結果となります。なに、頭のエクササイズとでも考えればいい
ものです。そして脳が痩せてしまう前にあなたはオリジナルのキャラを作るのがいかに
面倒なものであるかを思い知ります。いけません。新都社編集部をページで開かないで
ください。今は小説を書いてる最中なのですからネットは禁物です。調べものをするつ
もりで繋げていても元の理由を忘れて遊びに走ってしまうもの。こうならないためには
私のようにモデムのLANケーブルを引っこ抜いておくことをお勧めします。(*2)
*1 無限に書き換えられても実際に実行する回数はだいたい2度である。それ以上は無意
味だ。そういうことにしておいたほうが私もあなたも得です。
*2 家のモデムはxpeed411といいUSBで接続する。LANケーブルとアダプタがないと
場所が広く取れて実によいものです。