コメント1.1倍増を目指せるテクニックなどあれこれ
・ブラウザで小説を読む際に「Ctrl」+「+」キーを押すと、手軽に文字を拡大ができる。太文字で表示されるくらいまで拡大すると読みやすい。縮小は「Ctrl」+「-」キー。
・真っ当な文章作法を身につけよう。「だってネット小説だし」「趣味でやってるんだから」などと言っていると、「まともな文章で書かれていない小説は読まない」という層(読者の八割以上)に読まれないぞ。
・ワープロソフト「WORD」「一太郎」などには、校正機能がついている。詳しくは自分でヘルプ読むなどして調べてね。簡単な誤字脱字や文法の間違い、ら抜き表現、くだけた言い方のチェックなどしてくれるぞ。ただし「精子をかけた晩餐」などの誤変換については指摘してくれないので注意。
・辞書を使おう。電子辞書一つあると日本語能力は全然違ってくるぞ。たとえば「葬式を上げる」と書いた際、少しでも何か引っかかったら、辞書を引いてみる。するとこの場合「挙げる」が適切なことがわかる。些細なことでも作者の手抜きは読者に伝わるもの。細部まで手を抜かずに丁寧に仕上げていれば、コメントゼロってことはないはず。
・たとえば一人称小説で語り手が「僕」で書かれた作品なら「僕」という単語をテキスト内で検索してみる。日本語は主語が省略出来るので、あまりにも「僕」「僕」うるさい文章の場合、どんどん削っていこう。間違って時折一人称が「私」になっていないかなどのチェックも当然しておこう。
・いくら文章力やストーリー構成力、あるいは挿絵を描ける画力などを手に入れても、出来上がった作品が面白いとは限らないぞ。いくら自分で傑作だと思っていても、読者がそう思わなければ意味はない。書いた作品を客観的に眺められるように、書き終えてから発表までは少し間を空けた方がいい。書き終えた直後の「これすげえ、俺最高!」のテンションのままで発表して、全くウケないと、性格がひねくれたり他人に嫉妬したりモンスター作者になってしまったりするので気をつけよう。
・ちなみに、面白い話を書けるようになるコツなんてないぞ。