プロローグ
――なんでこうなった?
私は今、全速力で駆けていた…全裸で。
第一章『魔法少女ビッチ』
1
「-というわけで、あなたは魔法少女に選ばれました。」
冒頭いきなり、私を魔法少女にしたてあげたのは、天使だという男の子。
名前はダニエロ・カールというらしい。
女の子っぽいかわいい顔してるけど、かわいいおちんちんがぷらぷらしている。
身長40cmくらいの3頭身。頭上のわっかと羽を見れば、まぁ天使ってのも本当なんだろう。
「…いいけどさあ」
私にはどうしても納得できない理由があった。
天使もその表場に気づいたようで心配そうな顔で「はい。」と、相槌をうった。
「ホントに私でいいの?
だって私…21歳だよ。普通に仕事して働いている大人だよ?」
天使は手をポンとついて
「あー…そのことなら大丈夫です。
神様はこう言っていました。」
彼は得意気に話し出した。
「ムチムチなネェちゃんがロリな魔法少女をしたら超萌えるじゃろ?
今回の魔法少女の条件は、Dカップ以上。
清純っぽい顔つき。最後に処女。
…これで決まり!」
ゴツ!
「ぎゃあああああああ!!」
「あっごめん。つい、手がでた。」
…ダニエル君泣いてる。グーパンはやりすぎだったか。
「とにかく!
あなたは今日から魔法少女ビッチです。
変身ポーズはさっき教えたとおりですからね。」
ダニエル君はそういい残し、飛び去っていった。