こんにちは。
千世子です。
結局、今週の土日もだらだら~としています(汗)。ウォーキングができません……そろそろ体重がごにょごにょ。
夏になれば薄着になるので、そろそろ準備しないといけませんねっ。特に二の腕は気をつけないと!
さて、見出しに書いてある通り、今日はちょっと真面目なお話になる……かもしれません。
これはブログを始めたころから、いずれ書こうと思っていたことの1つです。お酒をたしなむ人間として、一人の大人として、書いたほうがいいなぁと……まあ、私はそこまで出来た人間ではありませんが(汗)。
まず、このブログを読んでいる皆さま。成人の方が多いと思います。未成年の人もいるかなーとも思います。前者は未成年のころを思い出してください。後者は今を、またはほんの少し昔を思い出してください。
未成年……いえ、子供のころ、お酒に興味を持っていたときがありませんでしたか?
たとえば、両親が晩ご飯のときに飲んでいるお酒。
あるいは、マンガや小説で登場人物が飲んでいるお酒。
もしかしたら、ダメって言われているから飲みたくなった、とか。
人それぞれ、何かしら理由があると思います。
私はあるアニメの映画でした。
黒いスーツに目深に帽子をかぶったガンマンが、バーのカウンターでウィスキーのロックを呑んでいるのを見て、「かっこいい!」と思ったんです。たしか隣にいたサムライは日本酒でした。
しかし思い返せば……グリム童話の絵本に出てきたワイン、日本昔ばなしに出てきた日本酒、何かのドラマで屋台のおでん屋で呑まれていた焼酎。うーん、いろいろ思い出がありますねぇ……
女性の方なら王子様とお姫様が呑み交わすワインに、男性ならドラマとかで感じの良い男性同士がお酒を酌み交わすシーンに、一度ぐらいは憧れたはずです。私は憧れていました。
ですが、私も昔からお酒が好きだったわけじゃないんです。
あれは、そうですね……中学生のころだったと思います。父親がウィスキーを貰ったようで、晩ご飯のときにちびちび呑んでいたんです。
となると、こっそり呑みたくなるのが人間ですよね。あの憧れの、アニメのキャラクターに近づける、そう思っていたんです。
両親の目を盗んで、グラス……それらしいのがなかったので、ガラスでできたそば猪口(ソーメンの麺つゆを入れるような器)に氷を入れて、なみなみと注いで……
ゆらゆら揺れる琥珀色(そのときは麦茶っぽいなぁと感じてました)、からりと音をたてる氷。夢にまで見たウィスキー。私はそれを、がぶりと一口。
ごっくん。
「~~~~~っ!!!」
文字では表現できないような悲鳴をだったと思います。ウィスキーのあの辛さ、いえ痛さ。まるで口の中が炎上したような、ハリセンボンが膨らんだような。
何事かと駆け寄ってきた両親にこっぴどく怒られたものです。私は怒られたことよりも、あれだけ憧れていたお酒が口に合わなかったことが悲しかったです。
あのころ、ウィスキーが口に合わなかったのは、当然のことだと思います。
皆さまが初めてお酒を呑んだとき……それはおそらく、未成年のころだった思います。あ、ナイショにしますから、正直になってくださいね。
そのときのお酒って、おいしかったですか? たぶん、想像していた味よりも、おいしくなかったと思います。
大人って、何でこんなマズイものをおいしそうに呑むんだろう。おいしいって思うんだろう。なんて私は思いました。皆さまはどうでしょうか?
私が思うに、未成年がお酒を呑んでもおいしいと感じないのは、本能的な拒絶なのかなぁと思います。
アルコールは心身、脳の成長を妨げると言われています。そう言われていても、好奇心を抑えるのは難しいものです。ついつい口に運んで……ということもあるでしょう。
そこで、本能がそれを防いでいる、と思うのです。未成年のうちに心身をしっかりと育んで、大人になってからガブガブ呑み干せばいいと思います。
成人している方で、お酒が苦手、嫌いという人は、ひょっとしたら体質的に受け付けないのかもしれません。いえ、推測なので、あまり信用はできませんが……
うーん、でも、呑んでいるうちにおいしく感じることもありますねぇ、私の日本酒のように。むむ、難しい……
ともあれ、最後にまとめを1つ。
『マズいと思ったら呑むなかれ』
と、ちょっと古風にまとめて終わります。
こんこんと未成年の飲酒を語りましたが、私は当時、カクテルはおいしいなぁと思っていました(汗)。ずいぶんワルイ子でしたね……