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世界観

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世界観

この世界には異形-イギョウ-と呼ばれるものが存在する。
一般的に妖と呼ばれるものや、神獣と呼ばれるもの
それらがいつからか各地に現れ瞬く間に増えていった。
中には人間に友好的な種族もいたが、大多数が攻撃的である。
そんな彼らをいつしか人々は恐れをこめて”異形”と呼んでいた。

異形が増えていき危害を及ぼすというなら、それを始末する人間が出てくるのは当然の流れだ。
彼らはハンターと呼ばれ、いつしかそれは100を超えるギルドを形成するほどの国家的組織になっていた。
最初は鋼鉄や青銅の武器で立ち向かっていた人間はあることに気付く。
異形には種族に関係なく意思があること。
そして
異形は自らが認めた相手には、自分の生命力の一部を武器として差し出すこと。

こうして人間は異形の力を得るとともに一部の種族とは友好関係が持たれた。


異形が差し出す武器。
それはそのまま異形の強さを表すものだった。
より強い異形の武器ほど武器も強くなる。

やがてハンターたちの中にも強さを求めて神獣や魔王に挑み、
認めさせようとするものがあらわれた。
そのほとんどは戦いに敗れ骸を晒したのだが、
生き残り、力を手にしたものが十三人いた。
人々はその十三人を畏敬の念をこめて『十三人の狩人』と呼んでいる。

時はたち、異形討伐の研究も進んだ。
人間の持つ微小な魔力を異形の武器によって引き上げ疑似魔法のようなものを発動できるようになった。
魔珠と言われるそれは異形の魔力を小さな珠に閉じ込め
異形武器に着いているトリガーにはめて砕くことで効力を発揮する。
なぜ異形から与えられた武器にそのトリガーが付いているかはいまだに分かっていない。
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