ラドルフ(35)
ベテランの傭兵。戦闘能力は傭兵の中で中の上くらいだが、状況判断能力が高く、立ち回りが上手いので実力以上の戦果を挙げることもある。精神的にはあまり強くない。仕事中は問題ないが後で罪悪感などに悩まされるタイプ。武器はバスターソードブレイカーとダガー。たまに投げナイフも使うが、使い捨て系の武器は金銭的な問題によりあまり使わない。師はかつて闘神とまで言われた伝説級の傭兵だったために、比べられて過小評価されることもしばしば。
モルド・ラードラット(49)
飯屋兼宿屋の主人。元傭兵でラドルフの師匠とは友人だったらしい。妻のラナさん、娘のメリーさんと共に経営しているが客に厄介事を持ち込む者が多いのでいまいち繁盛しない。
ミハエル・クライゼン(24)
商人。いつもヘラヘラとしておりなにも考えてないように見えるが、結構腹黒い。ラドルフに護衛を依頼してアイザック地方に、酒を売って利益を上げよううとしている。
エネ・ウィッシュ(?)
宝石専門のトレジャーハンター。近所の人たちからは、宝石おばさんなどと言われているとかいないとか…。狡猾で用意周到な女。少なくともラドルフの好みからは外れているらしい。
ノア・L・アーク(23)
クレスト皇国のコトダマ使い。コトダマの特性は操作、誘導系。基本的にやる気なさげな雰囲気。
ホーク・ザルトランド(25)
貴族の悪い印象のみをそのまま具現化したような男。貴族出身騎士のリーダー(というよりガキ大将)的存在。ザルトランド家はそこそこ名門の貴族なのでコネで小隊の副隊長をやっている。実は次男。
ジノーヴィ・フェルトロッド(12)
声を失った少年。行き倒れていたところをラドルフに助けられた。子供とは思えないほどのサバイバル能力の持ち主。その後傭兵業の手伝いをしながらラドルフとともに行動する。
ムーヌ(27)
通称野獣使い。戦闘能力は高くないが、指揮能力は結構高い。ガルを手なずけられる唯一の人物。
ガル(30)
その容姿から野獣と言われている。基本しゃべらず、常にムーヌを守っている。人間離れした身体能力での近接戦闘がメイン。得物はかぎ爪。