【解説編】リーマン予想
本編は2通りの解釈が可能でしょうが、
史実は面白くないほうです。
素数とは
2,3,5,7,11,13,17,19,...
といった1以外の"割れない数"のこと。
素数は無限にあります。
にもかかわらず
"97の次の素数は?"的な質問は非常に難しいことも知られています。
つまり、
2008年の時点で、知られている最大の素数は2^20996011 - 1であり、
その次の素数を求めるのは
現在のスーパーコンピュータでも非常に時間がかかるのです。
リーマン予想は、素数の配置の規則性に関する命題で、
この予想が正しければ(実際の計算に時間がかかるかどうか別にして)
人類はすべて素数の正しい場所を得られることになるのです!
2010年現在、スーパーコンピュータをつかって、
下から10兆個(の素数というわけではないが、ほぼそう考えてもいい)
に関しては正しいと確認されています。