ときめきメモリアル3-約束のあの場所で- ★★★★☆
セル画と見紛う程、自然にトゥーンシェイディング処理
されたポリゴンキャラに驚愕。
そして、画面の中のキャラクタが、自然に名前を
呼んでくれるEVSに更に驚愕。
慣れないうちは違和感を覚えるが、表情豊かに
ジェスチャーする画面の中の女の子が、3年間と言う
長い長いゲーム期間の末に可愛く見えて来る。
そして、気付けば反応に一喜一憂している自分。
行動の幅は(無駄に)広く、シナリオも(当たり外れはあるものの)
ツボをしっかり押さえた内容。
このジャンルに慣れていないせいもあるのだろうが、
告白シーンでは不覚にも胸がときめいた。
セールス的には大コケした本作だが、確かな技術力に
裏打ちされた、本気度をそこかしこから感じることができた。
「キャラがもっさい」と言う色眼鏡を取って、体験して欲しい一本。
しかし…それにしても…
OPテーマが切なすぎ…うう…。