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講談社刊。弐瓶勉 作。全一巻。

BLAME!にて絶大な人気を得た弐瓶勉の作品で、BLAME!と世界観を同一にする。

児童誘拐事件の捜査をしていた警察官・クローサーがある日行方不明となる。相棒としてそのときの捜査にも同行していた主人公の警察官・裾野はクローサーを探すが、彼はすでに謎の教団によって珪素生物化改造を施された後だった。その教団に命を狙われることとなった裾野は復讐を誓い、警官としての地位を失いながらも教団を探すが…


BLAME!より数千年前(およそ30世紀前と思われる)の世界が舞台。BLAME!で主人公らが冒険する世界に多大な影響をもたらす事となったネットのカオスやセーフガード、建造物増殖の始まりを記したといえる物語。BLAME!読者なら世界観の把握には欠かせないと思われる作品である。

BLAME!よりはるかに前の話なので建造物も生活臭のする現代的な雰囲気を残し人間も沢山生活しているが、巨大建造物(といってもやはり規模は小さい)に囲まれた世界であることに変わりはない。建築物の描写が細かいのは作者が建築関係の仕事をしていたからだといわれる。


単行本には他にアマチュアとして作品を投稿していたときの読みきり作品「BLAME」が掲載されている。
こちらは麻薬関係の犯罪を捜査する警官として霧亥が登場する。

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