「青谷ハスカ」の版間の差分
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青谷ハスカ(あおたにはすか)は、新都社の文士。熱狂的な阪神ファンであり、野球をテーマにした小説には定評がある。優秀な新人が多い2010年組の中でも一つ頭抜けている。
来歴
2010年1月19日、青い谷短編集(文藝新都)連載開始。小説に強い思い入れがある訳ではないらしく、「合作漫画の作画を待っている間が暇なので書いてみた」などと発言しているが、青い谷短編集は好評を博すなど早くも頭角を表していた。しかし悪魔令状の連載が始まるとこちらは一切更新されなくなってしまった。
その6日後の2010年1月25日、代表作悪魔令状(週刊ヤングVIP)連載開始。過去にアンディケで画力に高い評価を得ていた闇鍋四杯との合作とあり、高い期待感の中連載が開始された。その通り、作品をアップすると多くのコメントを稼ぎ作画・ストーリー共に高評価を得るなど最近の合作作品の中でも非常に高い人気を誇っていたが、一ヶ月に一度6~7ページ更新するだけという致命的な更新頻度の遅さがネックとなり、話題は徐々に沈静化してしまったと言える。これは、闇鍋四杯が遅筆を自称していることに加え青谷ハスカがネームを用意しない文章原作スタイルの為だと思われている。
2010年6月20日、六打数ノーヒット(ニートノベル)連載開始。この頃から著者のコミカルな文章に人気が集まるようになり、やはりこちらも高い人気と評価を博した。自らの過去の体験を面白おかしく描くという作品(もちろん真偽は不明だが)で、コミカルな文章力の威力が十二分に発揮されていると言える。
それからほどなくして、2010年7月27日に野球小説凡人生まれの上本くん(ニートノベル)の連載を開始する。挿絵を担当した真純の力大きく、前2作に劣らぬ人気を獲得。野球描写のリアリティに定評があり、いわゆる「やりすぎスポーツ」とは一線を画している。
人物
阪神ファンであり、凡人生まれの上本くんでは登場人物の苗字を実在する阪神タイガースの選手名からとっている。
また熱狂的な『嘘喰い』(週刊ヤングジャンプ)信者でもあり、全ての漫画の中で嘘喰いが一番好きだと豪語している。そこから受けた影響はかなり色濃く、悪魔令状などはその顕著な例と言える。自身もそれを自覚している為、「どうにかして嘘喰いとの差別化を図っていきたい」などと発言している程である。
漢字姓+カナ名ジンクスの成功例の一人。落ち目の崩条リリヤと入れ替わって、「ニコカツラハスカ」という風に形容されることもある。(あくまで小説作品の実績・実力的にはニコカツラとの間に大きな開きがあるものの、合作漫画の実績を加味してのものと思われる)
非常に飽きっぽいのか、青い谷短編集、六打数ノーヒットは実質的に休載中であり、凡人生まれの上本くんも更新間隔がかなり開いてきている。