ハイパボロボット
目次
作品情報
作者:ジャクロ
ジャンル:ホビー漫画
解説
連載:2005/03/08~
成り行き上仕方なく、大人気ホビー“ハイパボロボット”で戦うことになった主人公・正人。しかし次第にその魅力に惹かれ、数々の強敵を相手にしていく中で様々な出会いや闘いを経験し、成長を遂げる。
ホビー漫画的面白展開でうまく話が作られていて、読んでいて普通に楽しめる作品。登場人物もなかなかいい感じに味のある個性派ぞろいです。
ハイパボについて
ハイパボロボットとは
2004年に発売された玩具で爆発的に流行し社会現象にまでなっているラジコンロボット。売りはミニ四駆のような改造性の高さとラジコンで思い通りに操作できる事。その人気は子供だけに留まらず、ロボットアニメ世代、子供とコミュニケーションを図りたい父親、オタクなど幅広い層の支持を集めている。また最近は女の子の層を取り入れるために可愛らしさを前面に押し出した癒し系ハイパボを発売したり美男子達が主人公のハイパボアニメを始めたりと抜かりが無い。おかげで玩具屋は大繁盛。ハイパボのバトルステージを設置している店には子供が集まるようになった。このブームに乗って自作でパーツを作りネット上で販売するものも現れた。大人気となったハイパボロボットであるが大きな子供達がパーツの大人買いをしたり、バトルステージを子供に譲らず独占したりといった自己中心的な行動をとることが問題になっている。
ハイパボロボットの由来
ハイパボロボットの正式名称はハイパボリックロボット(HYPERBOlIC ROBOT)で"おおげさなロボット"という意味を持っている。 またHigh public(高い公共性)と意味も隠れており、流行を期待する開発者達の思いが感じられる。
キャラクター紹介
パボラー(味方側)
- 金田正人:主人公。高校二年生。家はギャラクシートイズという玩具屋をやっている。(登場話 1話~)
- 多摩川ノリコ:通称のりちゃん。高校二年生。家はハローモッスという玩具屋をやっている。(2話~)
- 九林植人:くばやしなおとと読む。正人の中学からの親友。(2話目1P、4話~)
- 伊藤ユイ:正人の通う高校の科学部部長。(6話~)
- 科学部部員:AからGまでいる。(7話~)
パボラー(敵側)
- 小泉コウタ:県内最強のパボラーで全国大会の常連らしい。(3話~)
- 小泉ジュンイチ:小泉コウタの兄。県内最強のパボラーで全国大会の常連らしい。(3話~)
- 小泉キョー助:ハードフというジャンクショップの店主で変態。(17話~)
- 勇者アルス:職業勇者。伝説の剣「エクスカリバー」を探すため、近くのホームセンターとかを回っている。彼が何故エクスカリバーを探しているのか、その理由を知るものは誰もいない。勇者であるが故、メラやヒャド等の魔法は容易く出来る。(2話~)
- 花形郡司:読者投稿キャラ。正人と同じ高校の科学部副部長。36段変速の自転車で通学している。特技はジターリング。好きな食べ物は茎わかめ。ユイ部長のことが好きであるが、相手からは顔見知り以上友達未満と思われている。(6話~)
- シャー・アブノーマル大佐:デブい。ガノタ。(1話、戦国漫画)
- 八神真:読者投稿キャラ。ハイパボ愛好会リーダーの高校一年生。女装が趣味の男。部室や部費もある科学部への嫉妬から、愛好会での不都合や不満を全て科学部のせいにするようになりいつしか伊藤ユイに強い憎しみを持つようになっていた。(12~17話)
- 加藤まさし:読者投稿キャラ。愛好会の一人。ハイパボのキャラとしては珍しい普通の奴であるが、13話で脇毛が突然生えるという謎の現象をみせている。(12~17話)
- 鈴木:読者投稿キャラ。愛好会の一人。名前は不明。(12~17話)
- 盾広司:ハイパボでボウリングしてた。(6話)
- 荒岩ボブ:ハイパボでボウリングしてた。(6話)
- 矢せいこ:ボウリング場にいた。(6話)
非パボラー
- カズミ:ノリコの親友でファミレス「ミルキーイェイ」でバイトしている。九林とも結構仲が良く、伊藤ユイとも何か関係があるようだ。(9、12、14話)
- 化粧惑星:”けしょうわく せい”という。毛の生えた小学生=毛小学生だから化粧品から名前をとった。災難にあいやすい。(12~14話)
- 金田正太郎:正人の親父。マリオ。(1話)
- 多摩川ノリオ:ノリコのパパ。人参。(17、18話)
- 羅刹カイナ:シャー大佐と一緒にいたオタ(1話、戦国漫画)
ハイパボ紹介
- FX-28:正人のハイパボ。ライフルを持ったり、トンファーを持ったりでまだ方向性が固まってない機体。マシン性能も低くパボラーも特別上手いわけではないがなんとかやっていっている。
- ドラッケン(仮):ノリコのハイパボ。小泉キョー助から間接的に頂いた。射撃武器を沢山積んでいる。機動性は低いがパワーがある。
- BCG:九林のハイパボ。殆どが伊藤ユイの自作パーツで構成されている。伸びる爪”アタッククロー”や謎の武器”衝撃棒”、肩マシンガンなど、武装は多彩で適応性が高い。
- チュンチュンワールド:伊藤ユイのハイパボ。おそらく唯一の自律飛行型。部長は「チュンチュンは意思を持っている」と言っているが本当に全てオートで動いているかは不明である。
- ワラビモチビッチ:読者投稿機体。科学部部員Gのハイパボ。パワーがあるらしいが詳細は不明。
- SOTR:読者投稿機体。小泉コウタのハイパボ。右手にクローアーム、左手に弾数5発のハンドバズーカを装着している。ハンドバズーカ脇についているハンドルを回せば回す程威力が高くなる技”ツイスターキャノン”は超強力。
- ピエール(仮):勇者アルスのハイパボ。接近戦機体。雷光突きや奥義七星雷光…(以下不明)という技が使える。
- ノイズ:読者投稿機体。棒術をつかう郡司のハイパボ。郡司棍という強力な必殺技を持っている。
- ズゴッグたん:シャー大佐のハイパボ。両腕のクローはモータで回転させることが可能。破壊力は高いがバランスが悪いのが弱点。
- ウォーハンマー:八神のマシンで読者投稿。両腕はフレイルのようになっていて振り回して攻撃する。肩には強力な火薬兵器”ボルキャノン”を装着している。
- サッド:加藤のマシンで読者投稿。足元にローラーが付いていて素早く移動する事が出来る。スピードに乗せて連続攻撃をするハイパボ。
- スパイダーマモィ:鈴木のマシンで読者投稿。多脚型という珍しい移動タイプのハイパボ。鉤爪で相手を引っ掛けて頭部バルカンで攻撃という一撃必殺の戦法を取る。
- パボンガーZ:読者投稿機体。盾広司が操縦者。ボウリングの球を持てるほどの怪力。
- ボブボロット:荒岩ボブが操縦者。ボウリングの球を二個持とうとして腕が壊れた。
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