Neetel Inside 文芸新都
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千文字前後掌編小説集
「病室からの近況報告」

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 2024年に入ってからの新都社活動は、鈴木(本人)先生作「拝啓 愛しのフリーザ様へ」のコメント欄にて、息子とのドラゴンボールごっこの詳細を書き込むだけでした泥辺です。

 現在「脳脊髄液減少症」という病気を発症して、入院して安静治療中です。これを書いている現在は入院12日目になります。連日note、Xでその辺のこと書いてます。

 1月23日。「音楽小説集」に警告コメントが表示されるとともに、作品に違反規制措置が取られます。本の感想を書く際に本文引用するような感じで歌詞の引用を行っていましたが、調べてみると、たとえば「小説家になろう」では、即垢BAN対象となるような行為でした。

 ちょうど昨年末に作品集に目処をつけていました。今後はたまに更新するか、このままフェイドアウトするか、と考えていたのですが、正直つらいものがありました。何がつらいかというと「週1ペースで4年以上勤勉に連載を続けてきた創作者」から「創作的重罪を犯した痛い人」へと変貌してしまったように感じたからです。

 ちょうど昨年末あたりから仕事も忙しくなり、妻の夜勤勤めが始まり朝の家事を私が担当するようになり、息子とのドラゴンボールごっこがなかなかハードなものになり、と疲れる要素が増えたタイミングで、2月に入ったあたりから頭痛が酷くなりました。

 昨年5月頃にも一時期頭痛が酷かった頃があり、その時は頭痛薬を変えるなどしているうちに治まりました。今回の頭痛も、バファリンからイブに、イブからロキソニンへと薬を変えましたが、とうとうロキソニンでもどうにもならない痛みとなった2月7日、脳神経外科を受診。そのまま救急車で運ばれ即入院となりました。

 脳神経外科医で最初「くも膜下出血」と診断されたのですが、その後主治医やリハビリ師さんからも「くも膜下出血というわけではないです」と言われているので違うのでしょう。

 脳と脊髄は、「硬膜」と呼ばれる袋状の膜の中で、「髄液」という液の中に浮かんでいる状態です。「脳脊髄液減少症」はその髄液が何らかの形で漏れる、あるいは作る量が減るなどして減少し、様々な症状を引き起こす病気です。私の場合は激しい頭痛と耳鳴りの症状です。

 現在は基本寝たきりで安静治療し、経過観察です。食事の際に身体を起こすのと、トイレまで歩くのは許可をもらっています。脊髄までのMRI検査の結果、漏れている量は少ないとのことです。2週間安静の後MRI検査、その後日常生活での動作が大丈夫かの確認、という流れになります。改善されていない場合は、自分の血液を髄液の漏れている箇所に注入して塞ぐ「ブラッドパッチ療法」を試す可能性もあります。

 くしゃみや放屁、便が硬くて長くきばる、などの際に頭に痛みはありますが、入院当初に服用していた痛み止めはこの1週間使っていません。入院直前の数日は、痛みのピーク時には「救急車!」と叫びたいほどの痛みでした。

「音楽小説集」に関しては、引用部分を全て削るか、このままそっと閉じておいて、問題のない形に再構築してnoteなど別の場所に再利用していこうか、はまだ未定です。

 というか退院時期もまだ未定です。退院後も復職できるかも未定です。仮に復職できても、忙しくなっていたる仕事量は変わらないわけで、せっかく塞がっても再発してしまうのでは? という危惧もあります。

 スマホのタッチ動作が効かない部分があるので、BluetoothマウスとBluetoothキーボードを元々家で使用していました。それらを入院生活中に活用して、noteで記事を書きまくっています。

 病室消灯前に家族とLINE通話をします。昨日は息子が「ベジータってゴッドとブルーどっちが強かったっけ?」と聞いてきました。
「ブルーだったと思う」
「わがままの極意は?」
「ブルーより上」
「ゴジータって知ってる?」
「悟空とベジータがフージョンしたやつでしょ」
「帰ってきたらそれやるからね」
 切り際には「うんこー!」と叫んでいました。

 交通事故の後遺症やスポーツ外傷、または原因不明で発病するこの病気ですが、私は先述の通り、昨年の5月頃にも頭痛の酷かった時期があります。日頃から頭を細かく動かす運動は苦手でした。頭痛持ちで、時々頭痛薬を服用していました。元々その兆しがあったともいえます。診断が難しく、通常の頭痛や心因性のものと判断され、適切な診断がくだされないまま、何年間も病院をたらいまわしにされた例なども読みました。

 Kindle Unlimitedを利用して本を読みまくったり、何かしらの創作を続けたりしています。以上、近況&生存報告でした。

(了)



       

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