Neetel Inside ニートノベル
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昼休みも終わり、午後の授業が始まる。
と言っても出席さえしていれば単位がもらえるような授業だ。
一番前の席で僕と吉田はいつものようにノートパソコンでエロゲに興じていた。

吉田はどうやら先週とは違うゲームみたいだ。見慣れないゲームだ。
「吉田氏、新しいゲームはじめたのですか?」
「はい海老名氏!実はこれ、おととい発売したばかりのエアウォークってゲームなのですよ!」
ころころ嫁を変えやがって。
僕はいつものようにダンロップを起動した。
「お!!そういう海老名氏はまたセーラたん狙いですね!!・・・まぁがんばってくださいです。ふひひ」
何か今少し違和感を感じたのは気のせいだろう。
そんな話をしているうちに講義が終わった。
僕らは今日の最後の講義を受けるべく教室を移動することにした。
さっきまでいなかったセーラたん、それに今回は黒髪ツンデレ巫女服幼女も付いてきている。
幼女のほうは吉田について来ているみたいだ。
だが吉田には見えているのか・・・?いくら僕のスペックでも少し聞きにくい。
そんなことを考えながら歩いていると吉田が少し後ろのほうで止まっていた。
「どうしたのですか吉田氏?急いでください、講義に遅れてしまいますよ!」
「き、きいてください海老名氏!!今目の前に一瞬だけ100GB記念の画像の黒髪ツンデレ巫女服幼女が見えた気がしましたです!!
 これは僕の日ごろの行いの良さのおかげですかね海老名氏!!」

       

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