Neetel Inside ベータマガジン
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封島賞
第一回 個別評

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第1回封島賞ノミネート作品一覧-01
・夏ンデレ
・せかいでいちばんたいせつなこと
・そうさいつだって僕らは…。


評価テンプレ
 読ませる度:
   ワロタ:
   クソさ:
埋もれてる度:
    総合:


□夏ンデレ
http://www.geocities.jp/kamakiri9898/natsundere/natsu.html
作者:アロマオンデマンド

 読ませる度:★★★★★
   ワロタ:★★★
   クソさ:★★★★
埋もれてる度:★★★★★
    総合:★★★★

評:
 たとえ作者名を伏せられても2ページ目1コマ目でアロマオンデマンド作だとわかる作品。
 ストーリーには一分の隙もなく、読み進めていくうちにいつの間にか終わっており、そしてこの作品が読み切りだと気付いて非常にがっかりする。オチも素晴らしい。
 一方、ツンデレのスカートの色が突然変わったり、描写が適当すぎてフェンスがツンデレに刺さって見えたりと細かい部分でクソさが目立つ。だがこの作品で一番クソなところは、主人公の顔がレントンになるところとかツンデレのパンチラが拝めないところなどではなく、そもそも新都社に登録されていないところだろう。本来なら選評すらしないところではあるが、一番初めに「俺の漫画ボロクソに叩いていいよ」とツイッターでリプライをくれたので、情けでクソミソに貶すこととする。


□せかいでいちばんたいせつなこと
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=8707
作者:エターナルエンドレスSドラゴン

 読ませる度:★★★★★
   ワロタ:★
   クソさ:★★
埋もれてる度:★
    総合:★★★

評:
 この作品の一番の肝は、ゲームとか勇者とかのキーワードで釣っておいて最後に現実をつきつけるというニートに対する非情なスタンスだろう。だからこの物語を最後まで読んで激怒した読者はプロのニートだろうし、これがきっかけで嘘でも現実を見ようとした人間は脱ニートに一歩近づいたといえる。働かずにうまいめしを食うカスどもを減らすのにもしかしたら貢献しているかもしれない。
 飛び抜けたクソさがないことや、ストーリーが良くまとまっている分、設定の粗さが目立ってしまうところが残念。「勇者」とか「ラスボス」といった単語は読者にメタ要素を感じさせ、物語への没入を阻害している。これらのメタ要素をメタ要素と感じさせないほどのクソさが欲しかった。


□そうさいつだって僕らは…。
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=917
作者:わぴこ

 読ませる度:★★★
   ワロタ:★★★
   クソさ:★★★★★
埋もれてる度:★★★
    総合:★★★★

評:
 どっからどう見てもクソなこの作品。絵についてはどこをどうすればよくなるとかその次元を超越しており、もはや投げかける言葉はなく、「もうちょっとやる気出してください」という侮蔑の言葉を投げつけるだけで精一杯だ。
 だが推薦されるだけあってところどころににやりと出来る部分はある。全体のあまりのクソさ加減に、突如として現れる普通の表現が妙におかしい。シリアスな笑いは、作者が笑いを狙っていないところが面白さの要因であるが、この作品は明らかに笑いを狙っており、しかもそれを外している。読者は作品のクソな勢いで笑っているのだ。これは第3の笑いの表現と言っても過言ではないだろう。そう書いてみてなんだか不安になってきた。

     

第1回封島賞ノミネート作品一覧-02
・アロハ!ジョダン
・死神ゲジゲジ


評価テンプレ
 読ませる度:
   ワロタ:
   クソさ:
埋もれてる度:
    総合:


□アロハ!ジョダン
http://pisoner.web.fc2.com/aroha/
作者:ペルキン

 読ませる度:★★★★★
   ワロタ:★★
   クソさ:★★★
埋もれてる度:★
    総合:★★★

評:
 タイトルからは想像もつかないだろうが格闘マンガ。全40話と長く、中弛みが懸念されたが、読ませる力がかなりあるのでその心配はあまりない。全然ないかと言われるとそうでもない。
 昨今のバトル物の特徴として、主人公が元から強く、如何にしてその強さを見せるかに主眼を置くという点があげられる。このマンガもその例に漏れず、主人公が強い。あとこういうバトル物で必要なのが主人公の戦う理由だけども、本作の主人公は単純明快「金が無いから」である。なんで借金しているのかの説明があれば良かったかもしれない。
 そこかしこに笑いの要素は入れられているが、爆笑できるほどのインパクトはない。あっさり味の人を選ばない良いマンガだといえるだろう。ちなみにぼくは、ポテトチップスのうすしおはあまり好きではない。どうでもいい。
 読ませる力はあるだけに、突き抜けた特徴がないのが残念。特徴がない=売りがない。あと、他作品のパロディは一時的な面白さには繋がっても、その作品のオリジナリティにはならない。


□死神ゲジゲジ
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=9300
作者:やまもと

評価テンプレ
 読ませる度:★
   ワロタ:★
   クソさ:★★★★★
埋もれてる度:★★★★★
    総合:★★

評:
 まずタイトルがクソ。この名前がもし、新都社トップページに更新age通知されていたとしても、「あ、ゲジゲジだって!ぼくゲジゲジ大好きなんですよね~」のような昆虫界のムツゴロウさんみたいなやつでない限り見ない。
 あと時々思い出したように出現するチョコレートみたいな真四角のオブジェクトはいったいなんなのか。人みたいなオブジェクトがまわりにいるところからエスパーすると机なんでしょうが、なんで2次元的に表現するのか。いや別に空間把握ができないってんのならわかりますよ。ぼくもできないしね。ただ部屋の中の横から見ている視点を3次元的に表現しているのと同じコマでチョコレート様の机が上から視点なのは一体どういうことか。
 そしてなにより一番クソなのは、「死神ゲジゲジ」を見ただけでは話が終わっていなかったことだ。ページを開いた時点で「2に続く」と書いてあったので、ああ続編があるのかと油断していたが、1を最後まで読むとなんだか中途半端に終わっている。そこでようやく「2に続く」の真意に気付くことになるのだ。完結してねーじゃねーか!全部読めって?勘弁して下さい。
 クソな見所が多すぎてほとんど雲隠れしているが、一応良い点もある。まるでガモウひろしのネームのネームを見ているような感覚に襲われる本編は、ストーリーの軸がしっかりしており、作者がなにを表現したいのかはかろうじて分かる。あれ、褒めてない。
 本編に時々出てくる数学的表現や科学的説明はなかなかセンスがあると思う。ゲジゲジのことを忘れてあのへんの表現を中心に新しい漫画を丁寧に描いてくれたら、パート15まで続いたとしても読みたいと思う。ゲジゲジはもういいや。

       

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