「最強のモテ男を探さねば」
博士は悪と戦うために開発したシステムを装着させる男を探していた。
そう彼は日本中を探し回っていたのだった。
それから一年過ぎた頃か、最強のモテ男が見つかったのは。
「君は、私が探し求めていた最強のモテ男だ!」
そう言われると本作の主人公である彼は若干引きぎみにこう言った。
「最強のモテ男であるのは認めるが、俺はホモじゃあない」と。
これが後に歴史に刻まれるであろう、ホモ・ミーツ・ボーイ である。
その後、ホモ博士は彼に事情を説明したのだった!
「この世界に危機が迫っている」ホモ博士はモテ男に迫っている。
モテ男は彼の変態ぶりのせいで話が頭に入って来なかった。
なので私が要約しよう、つまり世界の危機とは悪の組織『ブラックドロップス(仮)』によるものであるという。
これらの侵略を組織するにはホモが開発したシステム、『MOTEベルト』を装着し、変身することであったそうな。
「なるほど、そうか、いいだろう、俺はモテ男だから人の頼みは断らない」
そんな意味不明な理屈で快諾した彼は、このシステムの真の恐ろしさを知らなかったのである。