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学者が助走をつけて殴るレベルの「古事記」
第四章「国造り編-彼の名前はオオナムヂ」-その4

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 その後オオクニヌシは、スサノオから受け取った生太刀、生弓矢を駆使し、兄神達をやっつけます。
 兄神達は、その荒い気性をそのままに、それぞれが治める国を恐怖政治で支配していたのです。それをオオクニヌシがやっつけて、平和な国を作り上げました。
 生太刀と生弓矢は、殺すための武器ではありません。その名の通り、「生かす武器」なのです。そうしてオオクニヌシは、悪しき神を成敗し、民を生かしたのでした。
 その後オオクニヌシは、スサノオに貰ったその名に恥じぬ、立派な大国を作り上げました。

 しかし、そこは流石のスサノオ直系の六代孫です。オオクニヌシは建国の間、それはそれは沢山の女神と浮気をしました。

・沼河比売命(ぬなかわひめのみこと)
・多紀理比売命(たぎりびめのみこと)
・神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)

 最初に結婚したヤガミヒメ、そして正妻のスセリビメを省いても、判明している限り以上の女神と結婚をし、場合によっては子孫を残しています。
 実際これには正妻であるスセリビメも超SHITしましたが、そこは正妻の余裕なのか、「どうせ最後には私のところに帰って来るわ」と、最後までオオクニヌシのそばに寄り添い続けたそうです。これなんてエロゲ?

       

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