Neetel Inside 文芸新都
表紙

僕はハンター
迷走

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なんでCurnはこんな目にあってるのかわからなかった。

家の周りを散歩していただけなのだ。

だが突然黒いネコに襲われ、財布を盗まれた。追いかけているうちに変な所へきてしまった。

気がつけば辺り一面雪景色。その時初めて寒い、と感じた。

財布の中にはアレとかコレとか入ってるのだ。それを取り返さぬうちには帰れない。

と、その時だった

いきなり背後から何かがぶつかってきた。

あまりの激痛に言葉も出なかった。

後ろを振り返ったCurnは信じられなかった。

ティラノザウルスに似た生物がいた。現代という時代に信じられないのだ。

その時再び謎の生物が突進してきた。

あまりの素早さに避けきれず、谷底へと突き落とされた。

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長い時間がたった気がする

ここは何処なのだろう。天国か?と思った。

だが体が痛い。まだ生きているようだ。

「・・・お、目が覚めたか。」

誰かの声がする。彼が助けてくれたのだろうか

「おっと、まだ起き上がらない方がいい。しばらく安静にしているんだ。

崖から落ちたんだろ?下が雪で助かったな。

全身打撲に失神、それに軽度の凍傷と、

まぁ全治数日ってところだろうな

まぁともかく、ゆっくり休みたまえ。」

その声を聞いた直後、眠気に襲われCurnは眠った。

目が覚めた時Curnは怪我が治っていた。どんな回復力なのだろう

ここが何処なのかわからない。とにかく情報収集しなければ。

彼は家の近くにいたオッサンに話しかけた。

「お、気がついたようだな。どうだ、痛むところはないか?

 ふむ、大丈夫なようだな」

「崖下で倒れている君を見つけたのはこの私だ。

感謝してくれたまえよ」

死ねばいいのに

「おっと私はこの村のハンター、と、いっても、元だがね

私の後任としてキミに来てもらうことになったワケだ。」

何言ってんの?お前のほうが大丈夫?寝たほうがいいよ

「ま、ともかくわからないことがあったら私に聞いてくれたまえ」

お前だけには死んでも聞かない

「とりあえず、キミの家のアイテムボックスに装備一式入れといた。

自由に使いたまえ」

「そして、だ。君はティガセックス、いやティガレックスという飛竜に襲われた

さてと、もう動けるみたいだな。

早速だが、ハンターの仕事の依頼が来ている。村長に会って来い。」

はいいいいいいいいい?

       

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