Neetel Inside 文芸新都
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1月19日/天守閣からどこまで

お城のてっぺんに私の住居がある。おそらくは国宝級の、言葉にしづらいような部屋が。
押し入れには金庫があるけれど、開ける番号がわからない。中には沢山の財宝が入っている、らしい。
身軽な男が屋根裏から押し入れに入り、無理やり金庫の中に入っていく。
いつのまにか私は街の中道にいる。振り向くと古いアパート。
その後ろには、階段が何重にも張り巡らされたビルが建っている。
その屋上に登ると、居酒屋が並ぶ小路に入っていった。

       

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Neetsha