Neetel Inside 文芸新都
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11月30日/道を歩く恥ずかしさ

目を開けるとベッドの上。それは当然なのだけれど、なんだか不思議に感じられる。
とりあえず髪を結おうと、髪の毛自身でくるりと結ぶことにする。
すんなり結べて、こんなに伸びていたかしら、なんて思うけれども違和感は無い。
いつの間にか飲食店街を歩いている。テラスでは食事をしている人がちらほら。
私は何故か背を丸め、コートの襟で顔を隠し、彼らと彼女らから見られないようにしている。
すると、古い友人と思しき人が食事をしていた。
見られてはいけないので、さらに足早に立ち去る。
何を恥じていたのかはわからない。

       

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