Neetel Inside 文芸新都
表紙

見開き   最大化      

 Sクリニックでの診察内容は、体と心の問診と、日常の生活活動ができているかどうかの確認だった。
ーーー買い物できますか? 家事できますか? テレビ見れますか?
    ??!テレビ?ww
最初のうちはこの最後の質問が三段オチのように感じていたがー・・・

 心身の容体は 手先、顔先にまだ痺れが残っていて、I医療センターに通院していた後期の頃と比べると、不安が強い。
薬を飲んでいない時期があったせいだろうか…転院の不安からだろうか・・・・・・
薬を飲めていなかった2週間の間は、なんともなかったんだけど・・・・・・・・。
頓服になっていたワイパックスも、再び毎食後に服用しなくちゃいけなくなった。

 就寝前に毎日服用するように処方されていた睡眠導入剤は、初めのうちはよく効いていて、朝までぐっすり寝て翌日それなりの活動もできていたが、次第に飲んでも寝付きが良くならない上に 翌日、目が覚めたら体がだるくて仕方がなくなってきた。

眠剤を飲んでしまうと体が起ききらないようで、次の日は夕方までなんにもできない・・・
寝不足の不調のほうがよっぽどマシなくらいに。
そのため、どれだけ眠れなくても、眠剤は一切使わなくなった。

 夜眠れないのは、昼寝をしているせいだと思い、昼間は眠くなっても寝ないようにしていたが、夜もやっぱり眠れなかった。
昼も夜も眠れていない日が数日続いたので、昼間でもいいから、眠れる時には寝ておこうと思ったのだが、眠れない。
昼も夜も眠れない。
この症状はそんなに何十日もは続かなかったが、スゴく体がしんどくて、このまま眠れずに死ぬのかと思った。
それでも一日一日は、眠剤を飲んだ翌日ほどのしんどさではなかった。

       

表紙
Tweet

Neetsha