Neetel Inside 文芸新都
表紙

脳内麻薬が氾濫したら・・・
夢かマコトか

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正気じゃない時に自分が書いた(書いた記憶はある)意味不明の文章が書かれた謎の下敷き。
これは書いてる現場も息子が目撃していたらしく、「気ぃ狂っとるぞワケわからんこと書いて」と言っていた。
「ほら、これに・・ぁ 消してあるー・・。」
息子がこの下敷きを出して見せてきたのは、もう私が消しゴムをかけた後だった。
「うん、憶えてる。おかしかったね・・・もう治ったから」
「本当か?コレだけじゃないぞ。包丁持ち出そうとしていたんだからな」

包丁・・?それは覚えがない。「寝ぼけてたんじゃないのかなぁ」

「寝てねぇよ。メッチャ起きて歩いてたぞ。カバンに入れて持ち出そうとするからなぁ」
    カバン・・・・・・・・…。!
「そのカバンって・・コレ?」私は夢で見た、包丁を入れたカバンを出して見せた。
「ああ。」
私が入院させられる前に見た 警察に包丁を任意提出しに行く夢・・・・・
夢だと思っていたが、キッチンで包丁をカバンに入れるまでは実際に行動していたのだった。
「で、そのカバンどうしたの?」
「取り上げた」
現実で警察署に持ってってなくて良かった〜・・・

       

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Neetsha