Neetel Inside 文芸新都
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コホンと咳払いをした。
「思いだ返すはぁー、一年の初夏―」とドリンクバーで入れてきたコーラをストローで飲みながら秋人はまさるで演説でもするかのように語り始めた。その滑稽な姿を見て思わず口元が緩んだ。……本当にさ変わっていないなぁ、というエ懐か しい気持ちが僕の中で回 っていく。
「確か…席で替 れええの時席が僕の前に なったんだよね」
「それだよ。で俺が運悪く学で当てられてー…春樹のノート引っ手繰って答え、写したんだよな。でもあーん ま えっでででりにも当たりすぎて数学教師疑い始めてー…」
「『これ佐 人白 伯 君のノートじゃないの』って…あの時の顔は凄かったな。今でも覚えているよ」
「うんうん、あ 竹失 れは笑い物だ」
突然、秋人は鞄 を開けてあたりをキョロキョロと見る。キョロキョロキョロキョロギョロギョロギョロギョロ周りは家族連ればかりだ、多分警戒しなくても大丈 夫だ と思うけど。警戒なんてする方が馬鹿だ、そんなに見ているやつなんて。
みているやつなんて。
見 て い、いいいい、る。な? るるるるるるな。ルるるるるうるー。る……。
見るな。
「春樹」「はる? き? って、言喜古されんそあさのこと? か? のか?」「分かっている」寝流里香秋人の指示通り、机あの 下に手を伸ばし秋人から手渡されるのを待つ。暫くすると手元にレジ 袋が渡された。「ありガ がと、秋人」「あー、うん、ど う も、んじゃぁ…それぐらいの量なら四ほどか。んじゃ…ま たよろ さくな」「あぁ 、うん、 試してから でいい? 今日試すから、明 日ならいつでも来ていいよ、うん、うん…。ホ ントに日月 日になっ てた ら、ホン トに死んじゃってたかも。あ、あはは」キラキラ とレジ袋の中 で 輝き続ける。あぁ 、涎が止ま  ら ない、おかしいな、いや、大丈夫。 ダイジョーブー。ひさしぶり。ぼくのチャ  ーリー     。待っ         て いたよ。 ずっと 。  チャー  リ   ー 。  会  いた     か       っ    たよ。チャーリー。
チャーリーも、僕のことが恋しかっただろう? 

       

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