Neetel Inside 文芸新都
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@ほぉ〜むcafe ドンキ店

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@ほぉ~むcafe

ある日のこと、秋葉原を筋肉痛確定の距離を歩いたのちに帰ろうと思い
踵を返して旧国鉄秋葉原駅へ向かうと、そこでビラを配るお姉さんが。

しかも普通の服。これは異質です。僕も普通の服じゃないですけど。アニメTシャツで。
よく知らない人の為に説明しますと、秋葉原というのは休日こそあれですが平日はリーマンが多く、ビラを配っているメイドさんも少ない。いてもお昼過ぎたくらいからです。
その中で普通の服でビラを配るお姉さんはかなり珍しい。かわいがもんぐらい珍しい。

例えるなら若かりし頃の中学生時代、周りは本棚などを夏休みに作って提出したのに僕だけ人が死ぬくらいのスタンガンを作り上げてしまって担任に呼び出されたくらい異質です。


そこでビラを配っているお姉さんの前をさりげなく通り過ぎ、抜け目なくビラを受け取るとそこには「ラッセン」と堂々のいでたちで載っておりました。
もうコレにはトサカが怒った。今すぐ踵を返してラッセルラッセルと襲い掛かろうかと思ったわ。何が展示即売会だ。同人誌だけにしとけ。
50万からって僕なんか財布にその半分の半分の半分の十分の一も入ってないぞ。
好奇心で声をかけたら引きずりこまれる所だった。危ない危ない。オタク狩りだけでなく、コレにも用心しないと今の社会は生きて帰れません。
カモを見つけると帰ラッセン、買え、ラッセン。と手ぐすね引いて近寄ってきます。
今結構上手い事言った。

と、前置きがくだらない上に長くなりましたが、タイトルは全然別の話です。
秋葉原のマスコミによく出ているメイド喫茶、@ほぉ~むcafeのレポ。
ラッセンは今年の話ですが@は結構前に行ったので今と細部異なる可能性があります。
激動の社会。

さて、メイド喫茶は自他とも認めるヘビーユーザーの僕ですが、
@ほぉ~むは数えるぐらいしか利用してません。それも僕はあまりメイド喫茶していない方が好きで、店員さんはメイドだけど普通の喫茶店っぽい、正統派とも言える所が好きで敬遠しているところがあったのです。
そこで@に来店。これはかなり勇気がいる行為です。本店ではなくてドンキ店なのも
入りやすそうだと直感で感じた上の決断です。


五階までエスカレーターで行く。ですがすぐ店ではありません。
コスプレコーナーを大周りして店に辿り着けます。少し異質。ラッセンほどじゃないけどな。
まずメイドさんにリビングかカウンターか、特徴が書いてあるラミネート済の紙を渡され、カウンターを選びました。

名前を聞かれてから少し待ち、呼ばれて中に入る。
ここですけど、まず入店料が500円です。(ご帰宅料)
別にメイドさんの為なら気になりませんが、携帯は二ヶ月前から止まっていて
それどころがガスも止まりそうなので僕みたいな人は心に留めて置いてください。

そしてカウンターに座る。イス低い。街の眺めがいいと思うのですが。しかし、
メイドさんを眺める内次第に気にならなくなりました。計算済みってことか。

そして飲み物を注文。アイスコーヒー。こういう飲食店で飲食店にあらずな所ではカルピスやコーラなど味がどこでも同じ物ではなく、ある程度美味い不味いがあるコーヒーや
アイスティーなどを注文して味わうと少し店のグレードが分るかも知れませんが、
僕は何食っても美味い美味い言う黄金の舌ですし、小学生の頃校庭でタンポポ食ってたぐらいの雑食なので味なんかわかりもしません。

となりでゲームおっぱじめられたりしたり、プリクラ取ってる人とかが増えてきたので
僕は普通に退店。コーヒーは普通です。多分。

テーブルチェック、ようするに会計するときポイントカード作って貰えて、
裏に呼んで欲しい名前を書いてもらう。迂闊に本名を名乗ってしまいましたが、よく考えると本名じゃなきゃ意味がないもんな。
名前の後の「さま(はぁと)」が僕をダメにします。


まとめ。
1. かわいい。
2. 飲み物は安い方。
3. ゲームとかしたいならベスト。
4. カウンターは殺風景気味。
5. 眺めがいいがさえぎる枠があって見難い。
6. 僕をダメにします。


いやはや、メイド喫茶行ったなーって気分を味わうには最適だと思います。
お帰りなさいませって呼んで貰えるし。

逆に、マスコミから見たメイド喫茶ってこんなんだから沢山取材来るんだな、って
ある種の向こうの固定観念を感じたりもしましたな。

       

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