Neetel Inside 文芸新都
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you淵血
それは恐ろしく高いところから急降下する乗り物に乗ったり
狭い館の中に閉じ込められたり
恐ろしく高いところに徐々に上がり恐怖心を仰ぐものや
永遠に回りつづけるのかと思われるモノに乗ったりする
「それこそが遊園地!」
「何言ってるの兄さん。ついたよ」
ひぇぇぇえええ。マジで勘弁してください。
本と無理だ。
「理さんなんだかわくわくしますね!」
「うん。そうだねとても惑惑するよ」
もうまじて。マジで。
「兄さんまずはジェットコースターにでも乗ろうよ」
「理さん観覧車なんてどうですか?」
何故そんなにはしゃいでいられるんだ?
何が楽しい? まさか全ては俺を嵌めるための罠!?
「はは。俺はベンチで休んでるよ」
「駄目だよ理君。まずはみんなでお化け屋敷にでも行こう!」
「「賛成!」」
お、悪罵袈屋敷だと!?
「嫌だ! 俺は行きたくない!!」
「あれれー? もしかして理君怖いの? ププッ」
「ち、畜生……死んじまえ」(圭一風に)

       

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