Neetel Inside 文芸新都
表紙

ある男がオンゲで見てきた事を語るよ。
話の続きを語るよ:4

見開き   最大化      




【前から読んでくれていた方々へ】

1、2、3と色々修正をしました。
さらに分かり辛くなっていたらごめんなさい。
じゃ、FFを知らない人が毎度混乱すると思うので
4を書き始める前に、1から修正して語り部である“俺”の名を
『Nine』で表記する事にしています。
さらに、A,B,Cじゃ分からんとご指摘も頂きましたので
AをArgus、BをBonnacon、CをCarnero、EをEklipsと表記していく事にしました。



【分かり辛い用語解説】


・ヴァナ:FF11の世界 ヴァナ・ディールの事

・LS:ネトゲ上のギルドの様な物  何処で何してても会話ができる

・固定:一緒に何かやるのを約束して続ける事。

・合成:モンハンでいう調合  FF11上のお金を稼ぐ方法の一種


■登場人物再再度紹介

・俺:Nine ギップル100% 『あぁ、そうなの?』

・Argus エル♂  Bにぞっこん 古参フレ

・Bonnacon ヒュム♀  とても親しみやすい不発弾

・Carnero オスラ  古参フレ

・Eklips タルタル♂  古参フレ  馬鹿仲間












22 名前:既にその名前は使われています

ArgusとBonnaconとの『固定』での『レベル上げ』から抜けた俺には、
今までそれにあてていた時間を本来ずっとやりたいと思っていた
『合成』にあてても結構な余裕が生まれた。

暇になった俺は、③LSをつけていてもArgusとBonnaconがレベル上げに行っているので
全く相手にされないし、③LSに常駐している人は少なかった為
結構な“ぼっち”を味わうことになっていた。




23 名前:既にその名前は使われています

俺は、段々とその時間帯には③LSではなく②Lにを顔を出す事にするようになっていった。
これによって、俺はArgusとBonnaconが付き合い始めてちょっとした時と全く一緒の
俺、Carnero、Eklips トリオで動くような状態に戻る事になる。

この時、俺とCarneroとEklipsは忘れられないような日々を三週間程過ごして
妙な青春と友情を培う事になるのだが全く面白くないので割愛する。

24 名前:既にその名前は使われています

その割愛した三週間が過ぎたくらいだ。
Aから相変わらずたまに聞かされていた惚気会話が
「これからどうした方がいいんだろう?」に変わる。

俺がArgusとBonnaconの関係がおかしくなりつつある事に気付いたのはそれが最初だった。




25 名前:既にその名前は使われています

最初は、他愛も無い何時もの喧嘩だと聞いてて思っていた。
Bonnaconが何かに怒る事は珍しい事じゃない。
何度も記述しているが、Bonnaconの怒りの沸点は比較的低い方だ。
だから、俺はBonnaconがArgusに怒って一緒にやっていた『固定』の
『レベル上げPT』が流れるてしまうのを何度も経験してる。
だから、最初に聞かされた時は「あぁ、そうなの?」ぐらいの心境だった。



26 名前:既にその名前は使われています

だけど、Bonnaconからしたら「あぁ、そうなの?」で済むぐらいの
怒り具合ではなかったらしい。
たまにArgusをフォローしてた俺が“緩衝材”になっていたのか
一緒に『固定』を組んでいた俺に対し、何日も怒ったままで
『レベル上げPT』に時間をあてて待機させるのはまずいだとか
Bonnaconがどう思っていたのかは、今でも分からないが
俺が『固定』から居なくなって三週間過ぎたこの日、
Bonnaconの積もりに積もってた何かが【バースト】したんだろう。

Argusに言われた通り、『フレンドリスト』を確認してみると
ArgusとBonnaconが一緒の場所にいないのが分かるのと同時に




Bonnaconが、一人で『レベル上げPT』に行っていたのが分かった。




27 名前:既にその名前は使われています

俺が居なくなった日から言い争いを何度も繰り返し、
そのせいで何日も『レベル上げPT』をするのを止めるのが良く続き、
ArgusとBonnaconのレベルがあれからちょっとしか上がってないという事は
Argusからたまにちらほらと聞かされていたから少しは知っていた。

それに対して、二人で一緒の所に固まって話し合おうとArgusから言って
最終的にそこで仲直りはするのだがログアウトするのをなかなか許して貰えず、
Bonnaconに朝の四時まで毎日付き合わされるという事も俺は聞いてはいた。
だが当時の俺は、それに憔悴していってるArgusに気付かない所かそれを惚気話だと思っていた。
だから何時もの如く、「あぁ、そうなの?」な心境で
接していたのだが話を良く聞いて見るとちょっと今回はどうもケースが違うらしい。




28 名前:既にその名前は使われています

因みに、此処まで引っ張っておいている俺はこの日
ArgusとBonnaconが“喧嘩のキッカケ”の理由は、正直ハッキリと覚えていない。
只、ケースが違うとはいえ俺から見ても誰から見ても
“しょうもない内容の喧嘩”だったとは記憶している。

後は、Argusが「Bonnaが返事をFF上でもオンライン上でもくれない」と言ってて
「俺は、どうしたらいいんだろう?」って俺に聞いてきたのも
少し曖昧に覚えているくらいだろうか。

だけれども、記憶が曖昧になっているのも無理は無いと俺は自分で思う。













―――――――この日の深夜の俺は本当に大変だったんだ。


       

表紙

にね 先生に励ましのお便りを送ろう!!

〒みんなの感想を読む

Tweet

Neetsha