(解説)ボディポーカー概略
・慶のやってること
①手札が五枚配られる
②それをすべて『確認する前に』破る
(見て内容を把握したら破棄してもドローカウントにならない)
③カードチェンジで五枚もらう
(カードを正規のチェンジで捨てていないが、チェック前にカード破棄した場合はチェンジでカードが支給される。見てから破棄した場合は適用されない)
④そこからさらに頭部札以外のカードを破って破棄する
(本来の破棄によるドローカウントの稼ぎ方)
⑤残った札で勝負するか、オリるか、そこからドローカウントを使って追加ドローをするか、を選択する
⑥追加ドローする場合、その回のドローカウントがゼロからスタートした場合でも、初手の五枚破棄とチェンジ後に一枚でも破棄すれば次のラウンドへ進む前にカウントが6点に達したと判定され、追加ドローできる
(すべて破棄によるカウント増なので、リザナには切札の情報が手に入らない)
備考
①切札とは電気椅子勝負で自分に電流が走る部位を勝負前に決めておいた箇所のカードのこと
それを残したままカードをオープンした(電貨を賭けてオリずに勝負した)場合、ドローカウントが追加される
②ドローカウントは切札・破棄にかかわらず、一枚につき一点。六点で追加ドロー権利を得る。また、カウントに制限はなく、貯め続ければ連続して何枚でも追加ドローできる
③このボディポーカーはドローした場合の有効札を引ける確率が高い(山札の内容にもよるが基本的に1/6)
そのため追加ドローすると勝率が通常のポーカーより跳ね上がる(という設定にしてある)
④そのため通常はカード破棄か、オープンしたカードを均等に六枚以上まで積み重ねて煙幕を張り、相手と自分の手が拮抗した勝負手の場合に追加ドローして一気に電貨を獲得するのが常套手段となる。
また、その際に切札ではないカードのオープンカウントが六未満であったり、カード破棄との合計で矛盾が発生した場合、切札が特定される、もしくは候補が限定される場合がある
⑤電貨は電気椅子による決戦ゲームで使用される電力そのものであり、一度電気椅子ゲームで射出した電貨は戻ってこない
また、電貨の一部を残して次のゲームへ引き継ぐこともできない
そのため、ボディポーカーで切札を特定されながら強引に電貨をかき集めたとしても、電気椅子を外せば意味がない
(相手の電貨を全て奪えば、相手の電気椅子の攻勢順をパスすることは可能)
⑥このゲームでは自分と相手の山札からカードを抜くことは不可能
カードを手にした時に蒸気船によるルール執行でカードが燃え始める
なお、ルール上は双方が同意していればカードの交換は可能(真嶋慶がそれをやるかどうかは不明)
⑦このゲームのルールはゲームマスターの独断と偏見により常に拡大解釈されていくが、骨組みにあるルール(切札や破棄の仕組みなど)は変わらない
それはこの蒸気船の主がこのゲームのルールマスターではなく、ボディポーカーそのものを別の誰かが考案した為、主であっても『ハウスルールの変更』程度の権限しか持たないためである
⑧蒸気船の主はフィブリオであり、蒸気船は門倉いづるとの共同出資で建造された
本来の契約では、分割された六部位の護衛官はフィブリオ自身のはずである