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原作小説:滝本竜彦 漫画:大岩ケンヂ 角川書店刊


 大学中退・NEET・引きこもりと社会問題最先端を爆走中の主人公・佐藤達弘の前に現れたのは謎の美少女・中原岬。「佐藤君を引きこもりから脱出させてあげる」と宣言し彼を執拗にかき回す岬。しかし佐藤はその一方でアパートの隣の部屋に越してきた高校時代の後輩・山崎の手によりエロゲ製作に取り掛かることになる。果たして佐藤は無事社会復帰できるのか!?痛快ネガティブ(?)コメディ。


概要

 少年エース連載。滝本竜彦の小説を原作とした漫画作品。漫画版としていろいろ設定が変更されている。

 ネガティブ系作品とされているが漫画は常時テンションが高めなのでネガティブさはそんなにないと思われる。
ただ設定・ストーリーは常に絶望的で主人公は幾度となく、本当に何度も裏切られる。
また作中の登場人物は皆どこかに問題を抱えており作品に影を落としている。当然いつまでも解決されない。

 特に主人公の場合話が進むにつれて状況が悪化する。
自殺オフに参加することになったりネトゲ廃人になってみたりマルチ商法に騙されてみたり。
最終的に山崎にもらったドラッグのせいで入院し親に実家に引き戻されオ○ニーを見られる。オ㍗ル。
 →「俺の人生はオ○ニーなんだよぉぉぉ」
しかもメンヘラの女性の先輩が時に登場し薬を勧めてきたりしてちょっと危ない。


 2006年現在アニメ化も果たし人気真っ只中。
小説・アニメ・漫画を比較すると漫画版が一番評判悪そうな気はする。
つーか実際漫画読んでると小説のほうが面白そうな雰囲気がする。
まーでもネタとしてはなかなか面白いんじゃまいか。
あとアニメのほうがより絶望的な雰囲気が出てるらしい。しかもアニメ版のスレにはどうも薬に詳しい人が多い。


 第四巻の初回限定版にはヒロイン岬のフィギュアが付属。第六巻初回限定版には作中で佐藤・山崎が作っているエロゲが付属。なかなかなんともいえない内容。


 ちなみにNHKは放送協会じゃないよ。


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