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あの世横丁ぎゃんぶる稀譚
なかがき

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 あの世横丁、ここに完結。

 そう。

 ……第三巻が。





 殴らないで。顎です。ちっす。――いってえ殴るなって言ったじゃんうわばかやめろよせうぐえー

(審議中)

 殺さないで。顎です。いえー。
 というわけでね、第三巻が終了です。
 え? 巻数なんてあるのかって?
 それがあるんですよー。このあの世横丁、実はすでにサイコロ本でして、ちょっと区切りのひとつでもつかないと長すぎて長すぎてもー。

 いまさら新規読者開拓を図ってあらすじをつけるのもあれですが、一応おれの脳味噌の中での巻構成を書いてみると、


 序章~04『第一巻 あの世横丁~いづるさん死す!~』

 EX.黒巫女~12『第二巻 競神~いづるさんフルボッコ!~』

 13~18『第三巻 守銭奴~もうやめてください~』


 こんな感じでイメージしております。
 ちょっとページ換算とかしてないんで本当に本にすると(いつかしたい! ああ、いつか寝転んで赤ペンでばっさばっさと我が雑文を懲らしめたーい!)デコボコしてる予感がしますが、展開的にはこんなもんじゃないかと思います。

 そして俺の脳味噌の中では、次の『第四巻』であの世横丁は終了となる予定になっております。
 や、伸ばしまくっておいてなんですが今度こそケリをつけます。デストロイの季節は俺にだってやってくるはずなのです。
 囚われのひのえん、鬼畜覇道を突き進む志馬、今まで頑張ってきたことがわりと一人相撲だったことがわかってくるわ自分が誰を妹と呼んでいたかをとうとう知るわ、躁鬱野郎は枕に顔を埋めて相変わらず苦しみまくります。やめろと言われてやめてあげる顎ではございません。
 牛頭と詩織もウロチョロしますし、実はもう一人主人公格のキャラクターが? いったいそれは誰なのか?

 もーこのテンションからお分かりのように今は冷静ではござーせん。しかし頑張って書くんで、携帯の電池が余ってる時とかニコニコの動画の読み込み待ちの時とか読んで暇を潰して頂けたらもー嬉しくて死にます。

 つうわけで、もうちっとたぶん一冊分くらい続くあの世横丁ですが、今後ともよろしくお願いしたい所存であります。
 え? こんなあとがき書くから投げそうに見える? やめてよお俺もちょっとそんな気がするんだから……
 ええい! そんな不安はお外にポイだよ!
 気を取り直してキャラクター紹介でも。




『門倉いづる』
 主人公。いいやつなのか鬼畜ガイなのか、それは読む人次第のへんなひと。
 作者のせいでだいたい嫌な目に遭う。主人公補正が逆にかかってるひと。
 ボサボサの髪に仮面を被っているのでモブ臭が凄いが、俺の話はモブ顔の方が潜在スペックが高い傾向があるのでおそらく主人公だと思われる。



『ひのえんま』
 ヒロイン。ちょろい。お姉さん属性補正で胸がそこそこある。二人のきち○いに狙われる可哀想なひと。
 閻魔大王の娘。




『夕原志馬』
 主人公その2。気が違っているかメンズノンノを逆から読んだかに違いない奇抜な赤ブレザーを着用。
 髪はギンギラギンのマッキンキン。実は脱色してる。作者の親父は若い頃ビールで髪を脱色していたらしいので、こいつも酒で色を抜いているに違いない。チンピラ。




『土御門光明』
 少年陰陽師。主人公ポジションだけど主人公じゃないひと。
 他の人が書いたら主人公になりそうなポジション、という設定でこの世に生を受ける。
 女装したら女の子にしか見えないいかにもな美形だけど火傷のせいですべてオジャン。
 未亡人。



『キャス子』
 ヒロインその2。きち○いその3でもある。
 いづるとは逆ベクトルの狂気と孤独に襲われてるひと。胸は諸説あるが誰もパットの有無を確かめることができないので真偽不明。
 本名、堂島アンナ。
 服装に関しては、黒ジャケットにホットパンツ説がある。帽子もたぶん黒い。初登場時は煙草を吸っていたが禁煙した模様。




『蟻塚』
 黒執事。捨て猫はぜんぶ拾って雇い主に怒られるタイプ。で、捨てられずにこっそり川で飼っちゃうひと。





『花村(土御門)業斗』
 夢のために頑張ったひと。白ラン。こいつもメンズノンノを逆さに読んだと思われる。髪の毛は遺伝でサラサラ。
 博才はあんまりない。が、守銭だってあんまり博打じゃないのでセーフ。




『紙島詩織』
 黒巫女。もぐりの陰陽師。ぶちぎれ委員長。
 幼馴染が死んだ腹いせに主人公を殺したためにヒロインから降格。
 歩く危険物。




『首藤星彦』
 いづるの親友。首なしライダー。
 善人なので博打には向いていない。いづるに出会ってしまったが運のつき。




『白垣サチ』
 部長。賭博部と銘打って有志を引き込んでいたがおそらくカモもたくさん食べてきたひと。
 あまり出番はないが、いづるの精神性が培われた際にかなり影響を与えたひと。
 クマ顔ではない。




『アリス』
 ロリ。十三歳がロリかどうか見極める際の試金石。作者は十三歳はロリだと思っている。妖怪『手の目』の友達。
 青い着物に金髪外人面、鉄の輪を頭に被っている。元々は女の人が相手の男を呪うときにはめていたわっからしいが、千年も経てばあの世でもアクセサリー化はすすむのである。



『ヤン(一つ目小僧)と猫町(猫娘)』
 ひのえんまの悪友たち。
 猫町は光明にバイクをぶっ壊されたひと。三巻終了時点でまだ弁償してもらっていない。
 ヤンはサムネのひと。四巻では活躍するらしい。




『どくろ亭のおやじ』
 ガシャドクロ。揉め事が増えると客足が遠のくので最近なやんでいる。







とゆーわけで。

引き続きあの世横丁ぎゃんぶる稀譚をお楽しみください!

果たして本当に人間ではない者は誰なのか?

ついにいづるに生涯死涯合わせて最期の博打がやってくる!?

乞う、ご期待!!

       

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