Neetel Inside 文芸新都
表紙

新都社作家の後ろで爆発が起こった企画
背後の爆発といえば/maatsha

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(前略)

赤「レッド・ブル!」
白「ホワイト・ヘイファー!」
黒「ブラック・オックス!」

赤「食肉産業の明日を守るッ! 畜牛戦隊!」
3人「「「キャトルマン!」」」

 ドグォーンッ!! バーンッ!! ズバァァァアッッ!!

 各キャラクターのイメージカラーに合わせた爆発が、名乗りを上げた彼らの背後で起きる。

青「聞き捨てならんな」
赤「この声はッ!?」

 爆発のさらに後ろ、どこかの採石場の崖の上、青と黄色の人影の言葉に、名乗った3人は振り返る。

青「牛だけが食肉なのだと、勘違いしてもらっては困る」

 赤を指差し応える青。

青「名乗ろう……ブルー・スー」
黄「イエロー・ガルス!」
青「故あってキャトルマン、貴様らに助太刀する……いざッ!」

 崖下に飛び降りる2人とそれに駆け寄る3人。

赤「来てくれたんだな……スー」
青「なに……貴様らも食肉産業を背負う以上は、負けてもらってはな」
黄「ったく素直じゃないんだからスーは」
白「ねー?」
黒「ねー?」
青「茶化すな! あと黒いの、いい加減オカマキャラはやめろ」

 やいのやいの言い合う5人。それを遠くから見やる敵幹部。

敵幹部「ええい、我輩を前にじゃれおって……戦闘員ども、かかれェッ!」

(中略)

5人「ハイパー畜産カノン! シュート!!」
敵幹部「ぐわー! 極上の牛肉3種の味に加えてアッサリした豚肉とシッカリした鶏肉の味が隙なく口の中に広がるー!」

敵ボス「ヤツほどの者でも負けるか……ならば巨大化よ!」

白「見て! アイツが巨大化を!」
赤「まだ食い足りないってか! いいぜ、ならもっと食わせてやる!
  こい、ミノタウラス!!」
青「こちらもいくぞ。オインク、こい!」
黄「分かったわ。出番よドルドー!」

(中略)

5人「「「「「完成! スーパーミノタウラス!」」」」」

(中略)

5人「「「「「スーパーミノタウラス! ライジングスラスト!」」」」」

 両手に1本ずつ持った無骨な長剣を、正面から相手のわき腹辺りに突き立て、串刺しにする巨大ロボ。
 そのまま上方に向けて振りぬくと、大きく火花を散らし敵幹部が倒れる。

敵幹部「ダッッ、バァアアーッッ!」

 2本の長剣を交差して構えたあと、血払いのような動作をして佇む巨大ロボ。

敵ボス「ふん……であるならば、次はあやつを向かわせるか」
新幹部「ボス」
敵ボス「おお、お主か。ちょうどお主を向かわせようかと思ったところよ……」

(後略)

       

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