Neetel Inside 文芸新都
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新都社作家の後ろで爆発が起こった企画
「さあ、力を抜いて企画に参加してごらん…」昨晩彼は耳元で蠱惑的にそう告げた/RK

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何かが、ハッキリとは言えない「ヤバい」何かが起きようとしていることを俺は直感した。
そのヤバさの正体が何であるか分からないまま脂汗が額を伝い、体中からは鳥肌が立っている。

「このままここに居ては殺られるー。」

そう脳の中にいる何者かが告げた瞬間、俺の両脚は妄想速度40ヤード4秒2の速度で前へ前へと駈け出した。



ボンッ



ナッパでいう「クンッ」の後に来るアメコミでいう「BOMB!!」の擬音がお似合いな爆発音が、先程まで俺が居たはずの場所で鳴り響く。妄想を差し引いたとしても一定の間隔を離れた筈だが、俺は爆発の衝撃で10mほど自動でんぐり返しマシーンと化していた。お約束通り電信柱に激突して止まるというオチもついてー。

暫くし、漫画チックにたんこぶができ服が多少汚れたこと以外は特にケガもなかったことを確認すると、俺の心には「よく第六感でこの事態が読めたな」という不思議感、どうでもいいが命が助かった安堵感、いやそもそも何故俺が爆破されねばアカンのかという悲壮感、といった様々な感情が心のなかで沸き起こっていた。そしてビクビクしながらゆっくりと爆発の起きた場所を振り返った。

       

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Neetsha