文芸新都で短歌よもうぜ企画会場
各社飲料販売促進短歌/池戸葉若
ジョージアは好みの味と言うきみは 甘さ控えめ 微糖少女
夏の日に Gokuriをゴクリ 流し込む 汗ばむ喉をじっと見つめる
陸上部 練習終わりに髪ほどき きみが受け取る ポカリスウェット
炭酸は苦手と言いつつ仰ぎ飲む ツンデレ風味な きみはスプライト
コンビニの リプトンパックミルクティー レジで一言「ストローは二本で」
お~いお茶 目立たないけど好きという きみの優しさにそれは似ている
秋の夜 きみを見つけた 赤いまぶた 「ほら」 仲直りのコーンポタージュ
冬の朝 振袖輝く 初詣 甘酒を這う きみの吐息 白
春の午後 季節巡りて笑い合う 出会いのブリック 今年も売り切れ
↑(うえ)の日々 思い出しつつ横を見る 氷結で酔う 嫁は下戸です