Neetel Inside 文芸新都
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文芸新年企画~執筆はじめ~
新春ボーリング大会/猫瀬

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 先日、仲間内でボーリングに行って来ました。

 たった2ゲームやっただけなのに、現在下半身と右手(特に親指)が筋肉痛です。この歳にして日頃の運動不足を痛烈に感じております。辛いお正月。去年1年はカラオケだとかそういう高校生らしい遊びを一切しておらず、ボーリングをやること自体も1年半ぶりくらいのことだったので、いきなり誘われて正直自信がなかったのですが、意外や意外、力任せのストレートを真ん中あたりにぶち込んだら、第一投目でストライクを取りました。

「いやぁ、でもさ、ストライクって1球しか投げられないから普通にやるより損だよねー」

 なんて、調子に乗った僕は女の子に向かって話していたわけですが、肝心な第2フレームはガータと2ピンという雑魚すぎるスコア。その後もストライクをいくつか取り、1度ダブルを出すものの、それ以外は1ピンとか2ピンばかりで、最終スコアはストライク6つ取ったにも関わらず100ちょっとという何とも微妙なスコア。

「猫瀬くんは極端やねん」

 と年下の女の子にも言われる始末。うるせーブス、70ちょっとのおめえだけには言われたくねえわ。これが英語禁止ボーリングだったらコスプレした女の子からいっぱいキスもらえるのになぁとか思いつつ、効率が悪いのは認めざるを得ない。

 そんな自分のスコアボードを見ながら、ふと思った。ああ、まるで自分の人生の縮図のようだな、と。一度ストライクを出すだけではダメなのだ。続けてストライクを出さなければ、スコアは伸びない。良い結果を常に保たなければならない。小説だってそうだ。いい作品を続けて書かなければ、人気なんてすぐになくなってしまう。その結果がいまの僕じゃないか。2013年はたくさんいい作品を書かなければ。



 今年の抱負:童貞卒業

       

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