Neetel Inside 文芸新都
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クソ小説アンソロジー
ゾンビハザード

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 ハアッハアッハアッハアッ!
俺は深夜の夜道を走り抜ける。追われているのだ。
体重200キロメートルの巨漢が俺を追いかけてくる。
相手はその巨漢に似合わぬ恐ろしいスピードで俺を追いかけ、
迫ってくる。

 ヤツに追いつかれたら、俺の命はない。アレは、「ゾンビ」なのだ。バイオテクノロジー研究所で働いていた俺は、部下のミスで実験動物が危険な生物へとなってしまったのだった。研究所は壊滅状態になってしまい、見る影もなくなってしまった部下、もといゾンビに追われているのだ。しかし俺だってタダで殺されるわけにはいかない、「あの場所」へ行きさえすれば、コイツを倒すことができる。

 これは、危険な超生物を生み出してしまった、研究者としての俺のケジメだった・・・。


(つづく)

       

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