Neetel Inside ニートノベル
表紙

転生した世界はとんでもないところでした!
すべての始まり

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(ここはどこだ……?)
  回りは暗闇で包まれている。何も思い出せない。いや、もともと自分には記憶がなかったのか。そんなことを考えていると頭の中で女性の声が聞こえてくる。
(隼人……遅田【ちだ】隼人【はやと】……目覚めるのです)
  突然の呼び掛けに驚き、反射的に声をあげようとしたができなかった。いや、声をあげるだけでなく、それを体で表現することも不可能であったし、アクションを起こすだけの感覚も存在しなかった。
(落ち着いて聞いてください。貴方は今から世界を救う勇者として生き返ってもらいます)
  生き返る?ということは自分は死んだと言うことなのだろうか。
(貴方にはそれができます。自分を信じて)
  女性の声が途切れた瞬間暗闇が一気に晴れ、頭から手足の爪先の間隔を一気に取り戻したと、おもった瞬間また暗闇に包まれた。

       

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Neetsha