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新都社 漫画評論集
リコリコと豪快刑事があまりにも似ているので専門家に相談してみた

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やあ。新都社のみんな。元気にしてたかな。

ERIERIのおじさんだよ。

最近、おじさんはとても忙しくて、漫画を描いている時間がとれないだけど、
来年には、漫画が更新できると思うので、まだ読者でいてくれているみんなは、
もうちょっと待っててね。

では、本題に入ろうか。

最近、おじさんは、とてもショックなことがあってね。

それは、アニメのリコリス・リコイルと豪快刑事が、基本設定が似すぎているんじゃ
ないだろうかと思ってしまったのだ。

それに対して何らかの法的な対抗手段がないのかどうか、専門家の先生に相談まで
してしまったのだよ。

① リコリコと豪快刑事の類似点

以下が全く同じだと思ったのだよ。

  日本は、不気味なほど、治安がいい。
  それは、公的機関が、殺し屋を雇って、高度な治安を維持しているから。
  治安維持にあたっているのは、若い女性
  その女性は、サイコパスか、それに類する属性を持っている。
  殺人は、事故等で秘密裏に処理される。

作品の根幹にかかわる基本設定がこれだけ一致しているとさすがにおじさんも疑ってしまったのだな。
新都社は、過去、ワンパンマン等を生み出した有名なサイトだし、リコリコの制作者側がいつでも
参考にできる状態だったわけだしね。

② このような問題で過去いくつも訴訟になったり、パクリ疑惑があがったものがある。

  例えば、有名なところだと、キューブリックの「博士の異常な愛情」とシドニールメットの「未知への飛行」
  が作品が似すぎているということで訴訟合戦になったのは有名な話だ。
  あと、ディズニーのライオンキングが、ジャングル大帝に似すぎている話とかね。

③ アイデアは著作権の保護の対象にはならない。

  専門家の先生の見解は、こうだ。
  「基本設定部分は、単なるアイデアであり、アイデア自体は、著作権の保護対象ではない。」

おじさんもその話を聞いたとき、は?となったんだけど、考えてみるとそれはそうなんだよね。

例えば、刑事コロンボという倒叙法のドラマがある。で、その倒叙法自体は、保護対象にならないのだ。
刑事コロンボとよく似た漫画で、女子高生刑事がでてくるものを作っても、別に問題はないのだ。

ただ、そのドラマの何話かを丸ごとパクッて、キャラクターだけ入れ替えたら、たぶん著作権侵害となる。
その場合は、作品の盗作になるからだ。

④ 著作権法上、保護されるのは、アイデアではなく表現

アイデアと表現のどこか違うのかという形而上学的な問題はさておいて、著作権法上、保護されるのは
表現のほうだそうだ。判定基準は、2つの作品を見比べて、ほとんど同じ作品だと感じられなければ、
著作権法上はOKという感じかな。なので、あなたが、町の荒くれ物から、孤児院を守るために7人の女子高生を
雇う漫画を描いたとしても(自分で書いていて、これはとても面白そうな漫画だ。)全く問題はないのです。

⑤ アイデアを著作権の保護対象にしてしまう問題点

例えば、あなたが、今までにない新しい音楽の形式を発明したとしよう。具体的には、例えばロックミュージックという
形式をあなたが発明したとしよう。その形式自体に著作権設定してしまったら、だれも気軽にロックを演奏できなくなるわけだ。
それって何かおかしくない?

⑥ 著作権法は、文化を発展させるためにある。

著作権法は、文化活動を奨励するためにある。著作者を保護するためではないんだよ。
その視点から言ったら、博士の異常な愛情と未知への飛行は、まったく別の作品だし、ライオンキングとジャングル大帝なんて
似てるのは、見かけだけだよね。

ネットが発達して、みんなパクリだなんだ騒いでいるけど、明らかな盗作以外は、作者を萎縮させるだけの行為だと思うよ。
パクリを見つけて騒いでいるのなんて、まったく創造的な行為ではないし、実際にそれが法的に問題である場合は、ほぼ
皆無だと思うよ。

みんな、もっとおおらかになって文化を楽しもうぜ!






       

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