Neetel Inside 文芸新都
表紙

匿名で官能小説企画
デビュー戦

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「じゃあ、しゃぶってもらおうかな?」
その言葉にコクンと小さくうなずき目の前にいる男のひとのズボンのベルトを外す。
この人はこの作品の監督さん兼インタビュアー役の人。年は私よりも一回り年上だけど若々しく見えた。だいたいこういう仕事についている人はおっかないイメージだがこの人……井貫さんは、髪の毛は明るい色をしているが初めて会った時も笑顔であいさつをしてくれたしわからないことはなんでも教えてくれた。
パンツをおろしまずは井貫さんのち○こを上下にする。もちろん彼が気持ち良くなるようにだ。その間に口のなかに涎をためていく(これも井貫さんに教わったことだ)。
「はぁはぁ……良いよ」
興奮してるのか?演技なのか?わからない。ものこそは大きくなっているが、そっちの筋の人は自分の興奮をコントロールできるという話を聞いたことある。まあそんなことを気にしている暇はない。大きくなったものを歯をたてないようにして包み込む。初めての口淫ではあるが井貫さんの言ってた通りに行ってみる。
肉を奥に奥に持っていくのと同時にカリ首を丹念に舐め回す。頭の上で井貫さんがうっうっと唸る、どうやらこれで良いようだ。口のなかでさらに大きくなるモノをゆっくり、ゆっくりと包む。根本まで包み込んだら井貫さんを上目遣いで見る。笑顔。快楽を含んだものではあるが……
井貫さんの肩越しにはカメラが回っている。なるべくそれには目を合わせないようにした。なぜかは知らない。とにかく井貫さんを見つめる。そしてゆっくりとストローク。
「あっ……それやばい!」
自分でもびっくりするほどの卑猥な音をたてながらひたすら奉仕を続ける。手は一切使わない。なんとなくだがそっちのほうが喜ばれるような気がしたからだ。ストロークと同時に肉欲を舐め回すのも忘れない。少しでも反応を見せたらそこを徹底的に攻めた。だんだんと井貫さんの反応が大きくなり息遣いも荒くなってきた。
「はぁはぁ……う、うまいね……本当に初めて?」
その問いには答えず、激しく奉仕を行う。そろそろ限界のはずだ。ひたすらスパートをかける。井貫さんの喘ぎ声に余裕がなくなってくる
「あっ!やばいよ!やばい!出る!……出る!」
一瞬、井貫さんの分身が口のなかで暴れたかと思ったら白濁液が一気に喉の中に流れ込んできた。覚悟していたとはいえ、精液を飲むのは初めてだったのとあまりの苦さ、量に思わず咳き込んでしまった。咳をするたびに少しずつ精液が口からこぼれる。これはまずい。まずは井貫さんのモノを搾り尽くしたのちにこぼれた精液を指ですくいそれを口のなかに入れる。
喉を通る精液。なかで少しひっかかるもそれを自分の唾液で無理やり流し込む。
「え!?もしかして……全部飲んだの?」
聞かれたので口を大きく開けて精液が残ってないことをアピールしたのちに笑顔を作る。


「いやー!よかったよ!」
「あの……本当にさっきので大丈夫ですか?」
すると井貫さんは笑顔でガッツポーズを作る。
「うん、素人っぽいしなにより一生懸命ってところがよかったよ!」
どうやら井貫さんには好評のようだ。それが少し恥ずかしいが。
井貫さんはこのあとの男優さんの絡みや演技について指導してくれたが全然頭に入ってこない。一応現場でも同じような指示をするとは言ってたがはたしてどうなるのか。
「とにかくさ!これから頑張ろうか拓海君!目指せプロ男優!」
そうだ、おれの本当の戦いはこれからだ。



       

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